【徹底解剖】ネットショップ開店に利用されている全21のショッピングカートASPとその選び方 | コラム | EC業界ニュース・まとめ・コラム「eコマースコンバージョンラボ」
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更新日2019/06/24 公開日2019/04/18

【徹底解剖】ネットショップ開店に利用されている全21のショッピングカートASPとその選び方

ネットショップ開店に利用されている全21のショッピングカートASPとその選び方

 

ネットショップ構築・開店の際に、非常に多く利用されているショッピングカート(カートASP)。国内でのショッピングカートサービスの提供の歴史は15年以上にもなり、EC業界の中でも最もメジャーなサービスカテゴリだ。自前で1からサイトを作るよりもはるかに簡単に、低価格でサイトの開店・運用が可能で、現在では10万店舗以上が運用されている。今回はそんなカートサービス全21サービスを徹底的に解剖していきたい。

 

<参考>

国内のECサイト・ネットショップは一体何店舗稼動しているのか?

 

 

ネットショップ開店に関わる用語の定義

 

ここではまず、ネットショップ開店に関わる用語の解説から行っていこう。

 

ショッピングカートASP

恐らくネットショップをこれから開業しようとする人にとって最も分かりにくいキーワードが、「ショッピングカートASP」だろう。昨今では「カートASP」とか単純に「ECシステム」などと呼ばれることもある。ショッピングカートASPとは簡単に言うとネットショップの店舗機能を提供するサービスのことだ。インターネット上にこのプログラムがあり、店舗側が、商品情報や画像を登録し、デザインなどの設定をすることでネットショップを開店することができる非常に便利なもので、ほとんどの場合、月額費用を支払うことで誰でも利用できる。初期費用が無料のものもあったり、月額費用の他に注文件数や商品点数の重量課金が追加される場合もある。ASPとはこのようにオンライン上で完結するサービス形態自体を指す用語で、「アプリケーション・サービス・プロバイダ」の略だ。ショッピングカートASP、ショッピングカート、カートASPなどは同一の意味で使われているケースがほとんどだ。

 

ドメイン

ドメインとはウェブサイト上の住所のことである。ブラウザに入力する「URL」(例 yahoo.co.jp)とほぼ同義と考えていいだろう。末尾の「co.jp」などの部分には「com」「ne. jp」「jp」などいくつかの種類があるが、最近ではその違いについて大きな意味を持たなくなってきているため気にしなくてもいいだろう。基本的にはその前につく「yahoo」の部分に、店舗の屋号やサービス名を当てはめるケースが多い。他者に利用されていなければ最近では非常に安価に、簡単に取得することができる。ドメインは、お名前.comやムームードメインなどのドメイン公式登録サービスを提供しているサイトで取得手続きが可能だ。

 

独自ドメイン

独自ドメインというキーワードもネットショップ界隈ではよく目にする。これは「モール」に対比したときの、独自のドメインを付けて運営している「直営のネットショップ」「自社運営のECサイト」のことを指している。「独ドメ」と略されるケースもある。モールか独自ドメインのサイトかどちらでネットショップを開店しますか?という使い方がされる。自社EC、自社サイト、独自ドメイン、独ドメ、など非常に重要なキーワードにも関わらず使用方法が定着しないEC業界の難解用語の代表例だ。

 

ECサイト

ECサイトとネットショップはほぼ同義だ。eコマースサイト、の略となる。販売する商品を登録しユーザーに注文してもらうサイトを指し、ショッピングカート機能や、決済や配送の手続きを行う画面があり、受注を受け付ける機能を持つ。一部ではサイト規模が大きくなるとECサイト、小さいとネットショップという表現を使い分けるケースもあるが、厳密にはどちらでも意味は通じるため、細かい使い分けは意識しなくても齟齬は発生しないだろう。

 

インスタントEC

インスタントECはショッピングカートASPの一種で、非常に簡単にネットショップの開設を行うことが出来るサービスだ。ショッピングカートASPで開店する場合も、実はある程度のITの知識が必要になってくるが、インスタントECでは「誰でも手軽にネットショップを立ち上げることができる」ことを目指しているため、そのような部分を排除し、店舗開設までが非常に分かりやすいのが特徴だ。この「誰もが手軽にショップを開設できる」=「インスタントコーヒーやインスタントラーメンのように」という意味で「インスタントEC」と呼ばれるようになった。代表的なサービスはBASEやSTORESが挙げられる。

 

 

ネットショップの形態

 

ネットショップと一言で言っても、実はそこにはいくつもの形態が存在している。その代表的な形態が「モール」と「独自ドメインサイト」だ。

 

モールと独自ドメインサイト(自社サイト)の違い

モールとは、複数のネットショップが集約されている商店街のようなインターネット上の空間のことを指す。分かりやすく例えるならば、百貨店の中に出店するようなものだ。楽天AmazonYahoo!ショッピングなどがモールの代表格となる。

もう1つの形態は独自ドメインサイト(自社サイト)である。これを分かりやすく例えるならば、路面店となる。モールと大きく異なる点は集客とサイト構築・メンテナンスの2点。モールに出店すれば、モール自体が集客力があるためお客様が一定数立ち寄ってもらえる可能性もあり、またモール全体の集客企画も行われており、サイトの見た目も決められているところが多く簡単に構築することができる。これは実際の百貨店と極めてよく似ている。

一方で、自社サイトは、自身で一からサイトを立ち上げ、店舗を構え、集客も自前で行う必要がある。一から立ち上げると言っても、必要な機能を自作するにはかなり専門的な技術を要するため、多くのショップは、ショッピングカートASP、専用システム構築、パッケージソフトのいずれかのサービス(機能)を使う。各社が提供するショッピングカートASPは、レンタルであるため、月々で利用料が発生するが初期費用を抑えることができるので、手軽に始めることができる。

 

自社サイトのメリットデメリット

自社サイトに関しても、ショッピングカートASPとインスタントECとで開店方法に細かい違いがあるが、ここでは共通するメリット、デメリットを紹介していく。

自社サイトのメリットは、サイト内での競争が起こりにくく、一度ショップを目に留めてもらえさえすれば、自社の商品だけに注目してもらえるという点である。また、買い手との距離が近く、「ショップで購入した」という認識がモールよりも強く残るため、リピーターを獲得しやすいと言える。また、デザインに制限はないため思い通りのデザインを実現できるのも魅力だ。

一方デメリットは、集客力が乏しい点だ。例えば、パソコンを自社サイトで販売する場合、買い手が「パソコン」と検索エンジンで検索した際にヒットするのはAmazonや楽天といったモールや、大手家電量販店ばかりであり、自社サイトはなかなか見当たらない。すなわち自社サイトは、楽天などのモールとは異なり、商品一般名詞などからではショップを探してもらうことはできないのだ。つまり、直接ショップ名や、固有の商品名で検索してもらえない限り、来店すらしてもらえない。これがよく「自社サイトは集客が非常に難しい」と言われる理由である。

しかし、ショッピングカートASPでは、自社サイトでも集客力を向上させるためのサービスが利用できるものもある。例えばMakeShopでは、成果報酬型でYahoo!ショッピングに出品することが可能な機能を提供。他にもカートにより様々なサポートが用意されている。

集客力の乏しさが悪目立ちしてしまう自社サイトではあるが、自社サイトでの開業が最適である場合もある。それは、実店舗で成功しており、ある程度の知名度を得ている場合である。知名度さえあれば、モールの集客力を借りなくてもショップの名前を直接検索して来店してもらうことができる。そのネットショップの商品は見慣れたものであるため、消費者の購買力が下がることはない。さらに手数料もほとんどとられないため、利益率も上がる可能性が高くなる。

 

<参考>

ECをはじめたい!ときの選択肢 - 7つのプラットホームの存在を理解しよう

 

 

ネットショップ開店に利用されているショッピングカートASPサービスの比較

 

今や、インターネット黎明期には想像もつかないほど、誰もが手軽にネットショップを立ち上げられるようになってきた。そして、さらに使いやすく、高機能なショッピングカートASPも非常に増えてきている。そしてネットショップを構築することが出来るショッピングカートASPが今では市場に21も存在している。また、システムの提供形態もASP、クラウド、パッケージなど様々な形態での提供が行われており、それぞれのサービスの違いや特徴が分かりにくくなってきている。

そこで、ここではeccLabオリジナルの、全21サービスの価格・特徴などを網羅的に一覧化した「サービス概要の一覧比較」ファイルと、全サービスを規模とプラットフォームの出自の2軸でマッピングした「サービスマッピング」ファイルの2種類を用いて、どのような特徴があるのかを説明していく。

 

サービス概要の一覧比較

おすすめポイント

  • ネットショップ開店に利用されているショッピングカートASPサービスを全て網羅
  • 全サービスを価格、機能などの項目毎に比較
  • エクセルでの提供のため、並び替えや項目の削除などカスタマイズが可能

 

サービスマッピング

おすすめポイント

  • 2軸でマッピングしサービスの特徴把握が可能(※eccLab編集部による独自の判断による)
  • 全サービスを一目で把握

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※サービス概要の一覧比較資料(エクセル版)とサービスマッピング資料(高解像度PDF版)のダウンロードはこちらから行えます。

比較資料をダウンロード

 

 

ネットショップ開店に利用されているショッピングカートASPサービスの紹介

 

それでは、ネットショップ開店に利用されている代表的なショッピングカートASPサービスを見ていこう。

 

aishipR

株式会社ロックウェーブ

aishipR

aishipR株式会社ロックウェーブが運営するショッピングカートASPサービス。累計導入店舗数は、2,200店に上る(※旧バージョンの「aiship」も含む)。新バージョンの「aishipR」ではモバイル端末に合わせたレスポンシブECを可能にし、新バージョン移行後のECサイトの前年売上比149%にしたという実績もある。

プランは、「エントリー」「ベーシック」「アドバンス」の3つとなるが、それぞれプランの中に「エントリー100プラン」「エントリー500プラン」といった商品登録数や月額料金の違う体系があり、細かく枝分かれしている。そのため、自社の売上規模などを考え、どのプランが最適なのかをよく精査したい。

aishipRの大きな特徴は、PCではなくスマートフォン設計・レスポンシブに特化したサービスであることだ。このメリットは更新や管理作業が楽であること。レスポンシブのデザインにすると、HTMLが1つで済むため、デバイスごとにデザインや更新を行う必要がなくなる。また、ワンページカートを実装して、モバイル端末での購入完了までのシンプルさを徹底的に追求している。

また、直近においては、ASPサービスでは通常対応していない有償の個別カスタマイズにも対応していることも、売上規模拡大に伴って、サービス拡充したい事業者にとっては、強い味方と言える。さらに、インフラは、BtoC向けのカートASPサービスの中では唯一AWSを採用し、世界最高峰の信頼性とクラウドならではのオートスケーリングなどを実現している。このように、従来のASPの枠を超えた取り組みをしているという点でも、高く評価できるサービスとなっているので、是非、検討していただきたい。

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Xcart(エクスカート)

株式会社ラクスライトクラウド

Xcart

Xcart株式会社ラクスライトクラウドが提供する中小企業向け(1~数十名規模)ショッピングカートASPサービス。導入実績は2,400社以上で、メールお問い合わせから原則3時間以内に返信するなど、ユーザー側に立った親身なサポートを売りにしている。

料金プランは、2つに分けられる。1つは、既にHPを開設しており、カートのみレンタルしたい人向けの「クラウドプラン」。もう1つは、独自ドメインでショップを運営したい人や、サーバーの乗り換えを視野に入れた人に向けた「レンタルサーバープラン」である。前者の初期費用は4,000円~、月額料金は1,000円~。後者は初期費用8,000円~、月額料金4,000円~となっている。

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クラフトカート

株式会社クロフトクラフト

クラフトカート

クラフトカート株式会社クロフトクラフトが提供するショッピングカートASPサービス。初期費用は59,800円、月額料金は19,800円~と他サービスと比べると高価格帯のASPサービスである。しかし、月額料金以外にかかる従量課金制はなく、定期購入機能などECに必要な機能も充実している。さらに、バージョンアップによって新たに追加される機能も月額料金に含まれているため、新機能導入に関する追加費用が発生することもないので、他のショッピングカートASPサービスでは満足できなかったEC事業者の切り替えが多い。

他社には見られないクラフトカートの「お問合せ管理」は、顧客から届いたクレームや質問を「未読」や「返信済み」といった対応状況ごとに分類できる優れもの。ECを運用する上で、サポート業務の効率化は運用負荷の軽減に繋がり、他の業務にリソースを転換でき、サイトサービスの向上に繋げることもできるなど、良い効果が期待できる。

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futureshop

株式会社フューチャーショップ

futureshop

futureshop株式会社フューチャーショップの運営するショッピングカートASPサービス。2019年4月時点での稼働店舗数は2,400店舗で、ショッピングカートの中では1店舗あたりの流通額が群を抜いて高く、年商60億を超える有名店舗も長く利用している。費用は、スタンダードプランの場合、初期費用22,000円〜、月額費用22,000円〜となっているが、登録可能商品数の上限によって、料金が変わってくるが、販売手数料はどのプランも無料である。

futureshopの特徴としては3つ挙げられる。1つ目は機能性が高い点だ。年に数回のアップデートが行われ、業界や消費行動のトレンドに合わせた機能を即時に取り入れ、一歩先のECを実現している。2つ目は、アパレルやコスメに強いという点だ。EC化率が進んでいるアパレル・ファッション業界、コスメ業界の事業者は、ブランドを表現するに足りるデザインの自由度だけではなく、CVR向上、リピート率向上のあらゆる施策を講じ、常にPDCAを回しながら売上を上げていくための運用に柔軟に対応できることがシステムには求められるが、futureshopは、それらの要望に応えてきた実績がある。3つ目は手厚いサポート。電話やメールのサポートはもちろんのこと、自社ECをいかにして盛り上げるかを学べる勉強会・セミナーを頻繁に開催している。機能が豊富でも使いこなさなくては宝の持ち腐れとなるため、ここにも力を入れているのは運用の心強い味方となるだろう。

 

MakeShop

GMOメイクショップ株式会社

MakeShop

MakeShopGMOメイクショップ株式会社の運営するショッピングカートASPサービス。導入実績店舗数は2万2,000店舗、アクティブ店舗数は2万店舗以上、2018年の流通総額は1,594億円となっており、国内サービスとしては7年連続NO1の実績を誇る。MakeShopの初期費用は 10,000円~、月額費用 は3,000円~となっている。販売手数料はどのプランも無料である。MakeShopの最大の特徴としては、売るための環境がすべて整っている点である。MakeShopは、他のショッピングカートに比べて機能数が多く、2017年9月現在業界NO1の651種類という機能数を誇る。「5年連続日本一売れてるネットショップ」というキャッチコピーからもわかる通り、売るための機能がこのように備わっている。業界唯一のデザイン質問掲示板やECアドバイザーを始めとしたサポートから、アドバイスを受け売上を改善することが可能だ。また、リターゲティング広告により他のショッピングカートに比べて、価格を抑えながら商品をより売ることができる。つまり、MakeShopはネットショップ初心者でも経験者でも、商品をより売りたい人に向いているサービスであると言える。

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その他サービス

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ネットショップ開店に利用されているショッピングカートASP各サービスの選び方

 

かつてショッピングカートは、安く手軽に開店することが求められていた。しかしBASEStores.jpに代表される「インスタントEC」が5年ほど前に登場したことにより、ここ数年で(インスタントEC以外の)ショッピングカートに求められる役割は大きく変化してきた。インスタントECは無料で、わずか数クリックで開店できるため、(インスタントEC以外の)ショッピングカートの最大の強みはインスタントECに取って替わられてしまったのである。

それでは、今、ショッピングカートを選ぶ際に何を重視するべきだろうか。ショッピングカートを選ぶときに重視したいポイントは4つある。

 

目指すべき目標・環境

どのようなサービスでも言えることだが、ネットショップの目指すべき目標や、置かれている環境に応じて、選ぶべきサービスはかなり絞り込まれる。

まず、趣味の一環やトライアル的にネットショップサイト運営を始めてみたいという場合には、無料のインスタントECサービスから始めてみるのが適切だろう。

また、初心者が利用するときにわかりやすいショッピングカートは、カラーミーショップだ。お試し登録を比較してみるとわかるのだが、カラーミーショップは登録すべき情報が少なく、非常に気軽に利用できる。6万店舗という圧倒的な導入実績は、カラーミーショップのわかりやすさ故と言っても過言ではないだろう。

より本格的に運営したい場合、そして会社の事業として売上をある程度確保するためのネットショップを運営する場合は、以降のポイントをしっかりと考慮していきたい。

 

導入実績

導入店舗数が多いということは多くの事業者に支持されているサービスだと言うことができるため最も分かりやすい指標の一つとなる。またそれだけの店舗数に導入されているということは運営企業も経験が蓄積されており、ありとあらゆる状況への対応の経験があることも心強い。また、単純に導入実績数だけでなく、自店舗と似た状況の店舗がどれだけ導入しているのか、という実績も参考にしていきたい。

 

機能の豊富さ

機能の豊富さを見極めるうえで重要なポイントは、現時点での機能の豊富さ、どれだけ迅速に最新機能への対応を行っているか、外部機能との連携、の3点だ。

 

1.現時点での機能の豊富さ

昨今では、各サービス共にネットショップを運用する上で必須の機能は、ほぼ標準的に装備されてきている。その為、自分たちが本当に必要な機能、例えば、カラー/サイズのバリエーションをしっかり選択しやすい商品ページが実現できるのか、熨斗や包装などのギフトオプションに対応しているのか、メールアドレスをCSVで出力できる機能があるか等々、また、それらが、標準またはオプションで利用できるのか?ということはしっかり確認しておく必要がある。現時点の機能の豊富さで見るとMakeShopが国内NO1の機能数を誇っていることが非常に安心感が高い。

 

2.どれだけ迅速に最新機能への対応を行っているか

ショッピングカートASPは、各店舗独自の機能追加はできないが、四半期~半年、もしくは1年に一度くらいのサイクルで、標準機能として新しい機能が追加されることが多い。今現在、装備されていない機能でも、半年後に追加される予定がる可能性もある。futureshopは顧客の購買行動の変化に合わせた先進的な機能を即座に対応するケースが多く、その姿勢は業界では群を抜いている。

 

3.外部機能との連携

各サービス共に標準的に、決済サービスとの連携はされている。しかしネットショップ運営を効率的に行うためには、その他のサービス連携も必須となってくる。そのため、標準的に連携しているサービスにどのようなものがあるのかしっかり調査しておく必要がある。例えば、自社サイト以外にも、モールに出店したりする場合などは、複数の店舗の受注を個別に管理する業務の負荷は大きいので、受注管理ツールを導入していくことも視野に入れておくべきだ。また、メールマガジンを出すのであればメール配信ツール、発送業務を外部の倉庫に委託する場合は物流サービスなどと、標準的に連携されているサービスも増えてきているので、しっかり確認しておきたい。

 

売上を継続的に上げることが出来るか

これははじめて開店する際にはそれほど重要視しない事業者が多いが、開店してすぐに気が付く、最も重要なポイントだと言ってもいいだろう。ネットショップを開店するハードルが非常に下がった今、事業者が目指すべきゴールはネットショップの開店ではなく売上を上げること、そしてそれの継続性に変わってきている。

売上を継続的に上げるためには、EC事業者の努力が重要であることは間違いないが、ショッピングカートASPサービスを提供している各社の後方支援も重要になってくる。例えば、定期的に有益なセミナーを開催している会社や、サポート窓口で売上アップのための相談を受けてくれるサービスもある。

また、結果としてどれだけ多くの売上を継続的に上げることが出来ているかで見ると、平均流通総額が群を抜いているfutureshopが一番心強いと考えることもできる。特に大手店舗が運営する要求に応える中で機能開発を進め、デザインを含めて細かな設定が可能なところはショッピングカートではなくオープンソースや軽めのパッケージなどでのECサイト構築を考えている事業者にとっても十分に選択肢になり得る完成度の高いショッピングカートASPといえよう。

 

 

最後の決め手は

 

ショッピングカートASPサービスを見てきたが、市場にある全てのサービスは非常に高機能で通常のネットショップ運営を行う上ではどれも遜色がない状態まで完成度は高いものばかりだ。上述したような4つのサービスの選択のポイントも場合によっては大きな決め手にはならないケースもあるかもしれない。そのような場合に最終的な判断基準は、それぞれのサービスの運営を行っている「中の人」との誠意や相性というところが最も重要になってくるのではないだろうか。一見サービスのホームページなどのオンライン上での印象に左右されがちだが、導入に際し、運営に際し、頻繁に「中の人」との接点というものが出てくるだろう。その担当の人との関係性もネットショップの売上を左右する重要な要素になってくるだろう。

皆さんの企業に置ける目標や、置かれている状況を再度見つめ直し、ベストなショッピングカートASPサービスに出会い、売上をしっかりと作れる日が来るためのヒントになれば幸いである。

 

 

※ここで紹介したサービスの選び方を丁寧に解説した資料のダウンロードはこちらから行えます。

 

 

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