BASE株式会社が運営するネットショップ作成サービス「BASE」は、Googleが運営する動画プラットフォーム「YouTube」が提供する「YouTubeショッピング」との提携を2024年5月21日より開始した。

 

これにより、「BASE」でネットショップを開設されたショップは「YouTube」の動画上に商品のタグ付けができるほか、自身の「YouTube チャンネル」に商品の掲載が可能となる。

 

 

連携による期待

 

今回の提携は、ネットショップの集客・販促を「YouTube」を通じてサポートするために、両社が連携して実現した取組み。動画を視聴しながら気になる商品にアクセスできる「YouTubeショッピング」との提携によって「BASE」はショップの集客・販促に貢献していく予定だ。

 

 

両社のコメント

 

YouTube 日本代表 仲條 亮子氏は「「YouTube」 を支える大切な存在であるクリエイターは、コンテンツを中心にビジネスを展開し、起業家精神で自身のブランドを構築しています。「YouTubeショッピング」の特徴は、クリエイター自身が関係を築き上げてきたコミュニティに、ストアを通して直接商品を届けられることです。「BASE」と提携することで、更に多くの日本で活躍するクリエイターに「YouTubeショッピング」をご利用いただけるようになることを嬉しく思います。」と述べた。

 

一方、BASE 代表取締役CEO 鶴岡 裕太氏は、「まず今回「YouTube」との提携を皆様に発表する事ができてとても嬉しいです。当社は創業以来、個人やスモールチームの皆様をエンパワーメントすることに注力してきましたが、今回の提携はそれをさらに大きく加速させる事ができるものになっています。「BASE」はショップオーナーが大事にされている世界観を表現できることが魅力です。人数の少ないチームでも販促を強化できる機能開発に継続的に取り組んでおり、この度「YouTubeショッピング」との提携が実現しました。「YouTube」と「BASE」が連携する事で今までにはない新たな価値が世の中を巡ることになると思うので、そんな体験を「YouTubeショッピング」のチームと一緒に提供できることが本当に嬉しいです。今後は、より多くのユーザー様に「BASE」を通じて「YouTubeショッピング」をご活用いただき、ショップのファン作りや集客、販促にきちんと貢献できるようサポートしてまいります。」とコメントした。

 

 

「BASE」とは

 

BASE」は、誰でも簡単にネットショップが作成できるサービスで、商品を企画・生産・製造する個人・法人、地域活性を支援する自治体等の行政をはじめ、210万ショップに利用されている。また、導入が簡単な決済機能、ノーコードで設定できるデザインテーマ、トランザクション解析ツール、CRM機能など、簡易な操作性でネットショップを運用できるため、商品の企画や制作に割く時間が創出でき、ものづくりに集中してビジネスを行える。

 

ネットショップ作成サービス「BASE」は引き続き、パートナー企業との連携を通じて便利で魅力的なネットショッピングを楽しめる環境を提供し、ネットショップへの集客・販促につながる循環づくりを強化していくとのこと。