10代は過半数がマイクロインフルエンサーをフォロー、絶対的な影響というよりは”参考程度に” | EC業界ニュース・まとめ・コラム「eコマースコンバージョンラボ」
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公開日2019/01/25

10代は過半数がマイクロインフルエンサーをフォロー、絶対的な影響というよりは”参考程度に”

株式会社ジャストシステムが運営するマーケティングリサーチキャンプは、モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2018年12月度)の調査結果を公開。

その一部を紹介する。

 

若い年代は楽天市場よりもAmazonを利用

スマートフォンからの各種主要サービス利用についてみると、依然としてWebからのアクセスが多いことがわかった。AmazonのWeb利用者は50.3%である一方アプリ利用者は33.4%、楽天市場は、Web利用者が43.1%である一方でアプリ利用者が32.0%であった。また、「このサービスを利用しない」という回答者数は、若い年代ほどAmazonより楽天市場の方で多く、逆に年代が高くなるほど、楽天市場よりAmazonの方で多い結果であった。このことから、若者ほどアプリ利用者が多いことを踏まえ、10代と20代がAmazonにおけるアプリ利用者の割合を引き上げていることが伺われる。

また、過去の推移をみると、全体的にスマホ利用者は増加し、Web利用が減少する傾向がみられるものの、Amazonや食べログ、ぐるなびではWeb利用割合が再び増加している。

 

SNS別に異なるタイムライン広告への反応

SNS上のタイムライン表示される広告も当たり前のもののようになってきた。この、タイムライン広告接触時の反応をSNS別で調査した。この結果、Facebook、Instagram、Twitterでは、「時折不快感を抱くことがある」「不快感を抱くことは少ない、ほとんどない」「不快感を抱くことが多い」の順で回答が多く、LINEは、「不快感を抱くことは少ない、ほとんどない」という回答が最も多かった。

過去の調査と比べると、不快感を感じるユーザーの割合の変化はSNSごとに異なることがわかる。FacebookやTwitter、LINEは一時期増加したものの近年は低下傾向にある一方でInstagramは年々増加傾向がみられる。

 

10代は過半数がマイクロインフルエンサーをフォロー

「マイクロインフルエンサー」という言葉をご存じだろうか。テレビなどのメディアに頻出するような有名タレントや有名芸能人ではなく、友人・知人以外で特定のジャンルに詳しかったり、特定のコミュニティに影響力のあるユーザーのことを「マイクロインフルエンサー」と呼ぶことがある。今回の調査では、このマイクロインフルエンサー(SNSのフォロワー数が1000人以上、1万人以下のユーザーと定義)についてのフォロー状況と購買への影響に関しても調査されている。

まず、マイクロインフルエンサーに該当するユーザーのSNSアカウントをフォローしているか質問したところ、全体の24.9%がフォローしていると回答。49.7%はフォローしておらず、25.3%は「あてはまるものはない」という回答であった。だが、年代により回答に差が生じており、若い年代ほど、フォローしている人が多い結果となった。

とりわけ、10代は全年代の中で唯一フォローしている人がしていない人を上回っている。

さらに、マイクロインフルエンサーのアカウントをフォローしていると回答した人を対象に、その購買への影響を尋ねた。この結果、マイクロインフルエンサーのSNS投稿をきっかけに商品の購入やサービスの利用を「よくする」という回答は20.2%、「ときどきする」が23.0%、「ほとんどしないが、したことはある」が25.7%、「したことはない」が25.1%と、回答に大きな差はつかなかった。

 

今回の調査より、スマホ利用者は毎年増加しているものの、Web利用者数が回復したサービスもあったこと、SNSにより、タイムライン広告への評価が異なる事、10代によりマイクロインフルエンサーのフォロー率は他の世代と大きく差をつけるものであることが明らかとなった。とりわけ、マイクロインフルエンサーは、見知らぬ人同士がSNS上で繋がる事が一般的な事になったことの表れだろう。マイクロインフルエンサーも10代にとっては、遠い”知り合い”のようなものであり、特定の商品に関する投稿の”参考程度”にうまく処理していることが伺える。

 

 

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