株式会社ジャストシステムは、運営するマーケティングリサーチキャンプにおいて、「モバイル&ソーシャルメディア月次点調査(2018年6月度)」を公開。プライベートでインターネットをアクセスする際、よく利用される機器、タブレットパソコンに対する人々の関心度、Webサービスの利用状況が明らかとなった。

ここ5年でスマートフォンからのネット接続が1.8倍に

プライベートでインターネットへアクセスする際利用する機器を尋ねたところ、スマートフォンが80.6%、ノートPC(54.4%)、デスクトップPC(29.8%)と、スマートフォンがPCに大幅な差をつけてトップとなった。

さらに、2013年6月度の調査結果と比較すると2013年のスマートフォンからネット接続する人は45.6%であり、ここ5年で1.8倍増加していることがわかる。一方、デスクトップPCは45.6%(2013年6月)から29.8%(2018年6月)と約3分の2に減少している。

 

また、タブレット型PCの購入予定に関して、所有している、又は購入について検討しているか質問したところ、購入するつもりはない(33.5%)が最も多く、所有している(27.8%)、購入について検討しようと思う(16.0%)と続いた。なお、年代別による差は殆どなく、タブレットPCに関して関心を持つ人、持たない人はほ半数程度である事がわかる。

 

SNSを含むWebサービスの利用、YoutubeとFacebookが差をつける

また、6月度のSNSを含むWebサービスの利用状況に関して「このサービスは現在利用している」と答えた人は、Youtube(72.6%)、Facebook(69.4%)、Twitter(40.8%)と続き、YoutubeとFacebookが他のサービスに比べて大幅な差をつける結果であった。

Facebook、PinterestInstagramGoogle+LinkedInmixiLINE、Twitter、に関して、利用する際利用される機器として全てのサービスにおいてスマートフォンが最も多く、OSはアンドロイドよりもiphoneの方が約2~3倍多い結果となった。

 

今や、年代問わずスマートフォンの所有が主流となり、ネット接続にもスマートフォンを利用する人が大幅に増加している。今回の調査から各種WebサイトをPCよりもスマートフォンから利用する人が圧倒的に多く、プライベートでのネット接続に関して、スマートフォンとPC利用の差がますます広がることが予測される。