Amazon、Facebook、Alphabet(Googleの親会社)、およびAppleの4社が、最新の四半期決算報告を発表した。Covid-19のパンデミックの状況下にも拘わらず、4社すべてが、程度の差はあるものの、ウォールストリート(米国金融界)の予想を上回る結果となった。

同報告書は、反競争的行為と不当行為についての疑惑を巡り質問を受けた米議会に4社のトップが姿を現した翌日に発表されたものである。

 

想像通り、Amazonにとって2020年の第2四半期は、Covid-19の影響が大きな追い風となった。純売上高は2019年の第2四半期に報告された634億ドルと比較して、前年比40%増の889億ドル。同社の純利益は、アナリストの予想をはるかに上回るものとなり、前年の26億ドルから2倍の52億ドルに達した。

「今回もまた非常に稀な四半期となった。世界中の従業員を誇りに感じ、感謝したい」と、Amazonの創設者でありCEOのJeff Bezos氏は述べている。

 

Facebookにおいては、デイリーアクティブユーザーは平均17億9,000万人に達し、前年比で12%増加。また、月間アクティブユーザーも12%増の27億人に達した。Facebookの所有するアプリ全体では、デイリーユーザー15%、月間ユーザーは14%増加したと報告し、それぞれ24億7,000万人、31億4,000万人に達したと発表されている。

全体の収益は2019年第2四半期の168,9億ドルから11%増え、2020年第2四半期には186,9億ドルにのぼった。その結果、純利益は2019年同時期の26億2,000万ドルと比較して98%増の、51億8千万ドルとなった。

しかしながら、このようなFacebookの堅調な業績は、同プラットフォームの広告主によるボイコットの影響が完全に及ぶ以前のものであり、同社の第3四半期の収益にどのような影響があるか、今後の動向を見守りたい。

Facebookの創設者でありCEOのMark Zuckerberg氏は、次のように述べている。「こうした困難な時に、小規模ビジネスが成長し、オンラインで成功するために必要なツールを提供できることを嬉しく思う」。「また、直接会うことができない時でも、人々が我々のサービスを利用して常に人との交流を維持できることを誇りに思っている」。

 

Googleの親会社であるAlphabetは、ウォールストリートの予測を上回っているにも拘わらず、上場してから初めての収益減に悩まされた。同社の収益は、2019年第2四半期の389,4億ドルから2%減少し、2020年第2四半期は383億ドル。この減少は、主に、Covid-19の業界への影響により広告収入が8%失われたことによるものである。

1株当たりの当期純利益(EPS)は、予測されていた8.21ドルを上回り、1株当たり10.13ドルの利益を打ち出した。ただし、これは依然として2019年第2四半期のEPS 14.21ドルから29%の減少を意味している。

GoogleとAlphabetのCEOであるSundar Pichai氏は、次のように述べている。「我々は、この不確かな時代に、人々や企業、そして地域社会を支援するために活動している」。「人々のオンラインサービスへの関心が高まるなか、CloudからGoogle Play、YouTubeに至るまで、当社のプラットフォームはパートナーにとって重要なサービスを提供し、彼らのビジネスを支援しているのだ」。

 

最後に、第3四半期を報告したAppleの売上高は、前年同期の538億ドルから11%増加し、アナリストが予想していた532億ドルを大きく上回る597億ドルとなった。これは第2四半期の収益がわずか1%増であったことを発表した後ということもあり、同社にとって大きな転機となった。

四半期のEPSも2.58ドルに達し、昨年の第3四半期の2.18ドルから18%上昇している。アナリストはEPSを2.07ドルと予測していた。

AppleのCEOであるTim Cook氏は次のように述べている。「Appleの6月四半期の記録的な業績は、製品とサービスの両方で2桁の成長を遂げた。これは各地域セグメントでの成長に牽引されたものである」。「不確かな時代において、こうしたパフォーマンスは、当社の製品が顧客の生活の中で重要な役割を果たしていること、そしてAppleの絶え間ないイノベーションの証なのだ」。

 

※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の7/31公開の記事を翻訳・補足したものです。