株式会社UZENは、国内、越境ECプラットフォーム「G1 Commerce」において、株式会社シナブルのECサイト向け統合マーケティングオートメーションツール「EC Intelligence」との連携を開始した。これにより、G1 Commerceを利用しているECサイトにおいて、パーソナライズ化したCRM施策を実施することが出来るようになり、継続的なLTV・リピート売上アップが可能となる。

 

今回「EC Intelligence」と連携した「G1 Commerce」は、UZENのECプラットフォームで、20年近く以上かけて培ってきた各業種・中~大規模のECサイト構築およびコンサル経験をベースに開発され、ECビジネス成功のために必要な機能が揃っている。カート機能、統計や分析、プロモーション機能、多言語対応などの越境を前提とした機能も備えている。

「G1 Commerce」との主な連携事例としては、ファッションECモール「RyuRyu Mall」において、カート放棄や直近で見ているページ等の行動履歴、ユーザー会員、受注、商品を連携して顧客に適したレコメンドメルマガを配信している。更に、在庫も一部連携しているため、売り切れ商品は除外するようになっている。

 

一方、「G1 Commerce」と連携した「EC Intelligence」は、検索・レコメンド・WEB接客やメール・LINE・WEBプッシュなどへのセグメント配信・自動フォロー配信など、ECサイトで必要なCRM施策の実現を可能にするソリューションである。

この「EC Intelligence」は主に3つの特徴があり、1つ目はECサイトと店舗情報や電話注文などの他のチャネルを統合したオムニチャネルコンセプトに対応しているため、外部の受注や会員情報を取り込み、分析から施策までチャネルをクロスしてトータルにPDCAが回せること。

2つ目はサイト内検索とレコメンドを統合、顧客のアクションと商品情報に基づくパーソナライズ施策の自動化を可能とした。アクセスログ、会員情報、購買情報など顧客の行動履歴および商品データなどを蓄積し、自由に顧客をセグメント、施策のシナリオを定義出来る。

3つ目は、設定やシナリオ作りなどの運用サポートまで網羅しているため、低コストかつ最適な状態で利用可能という点だ。

 

連携により、今まで以上に顧客に寄り添った対応が出来、加えて、「G1 Commerce」には「EC Intelligence」の連携モジュールが標準搭載しているため、繋ぎこみの開発工数やテスト工数を抑え、開発費用や納期の短縮といったメリットも見込めるとのこと。