株式会社システムインテグレータが提供するECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」は2019年9月1日にリリースする最新バージョンV12.7にて、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供するAmazon Personalizeに対応する。

 

「SI Web Shopping V12.7」がAmazon Personalizeに対応することで、商品レコメンド機能をECサイトに実装することができるようになり、よりパーソナライズされたECサイト上でのコミュニケーションを実現する。また、「SI Web Shopping V12.7」はAmazon Aurora with PostgreSQL Compatibilityにも標準対応しており、Amazon Personalizeだけでなく、AWSのサービスを活用したECサイト構築に適応可能だ。

 

Amazon Personalize とは、アプリケーションを使用している顧客に対して開発者が個別のレコメンデーションを簡単に作成できるようにする機械学習サービスで、Amazon Personalize を利用することで、今まで機械学習の経験がない開発者にも、Amazon.com で培われてきた機械学習技術を使用し、高度なパーソナライゼーション機能を簡単にアプリケーションに組み込むことを可能にする。

 

 

Amazon Personalize では、アプリケーションからのページビュー、サインアップ、購入などを始めとしたレコメンドする商品全ての在庫品や年齢、地理的位置などのユーザーに関する人口統計情報の提供が可能。さらに、データを分析、特定、アルゴリズムの選定を行い、そのデータ用にカスタマイズされたパーソナライゼーションモデルをトレーニングして最適化する。

 

ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」は1996年に日本で初めて販売されたECサイト構築パッケージで、累計1100本の実績を持ち、専門的なマーケティング製品との柔軟な連携性、堅牢なセキュリティが特徴となっている。

 

今後企業を取り巻く「デジタル・トランスフォーメーション」の波は収まることなく、むしろ波の大きさは増す一方で、BtoC、BtoBを問わず、デジタルマーケティング基盤の再構築は企業にとって最優先で取り組むべき課題であるといえる。そんな中で、「SI Web Shopping」をECビジネスのコアシステムと位置づけることにより、顧客とのタッチポイントの多様化と高まるセキュリティのニーズに対応することが出来る。現在の需要にマッチした「SI Web Shopping」の販売は2021年までに累計20件の販売、事業全体として10億円の売上を見込んでおり、今後の伸び率にも注目していきたい。