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2013/05/07

「コンバージョン」とは? 今さら聞けないコマース基本用語

 「コンバージョン」とは? 今さら聞けないコマース基本用語

 

コンバージョンって何?

 

本サイトのタイトルにもなっている「コンバージョン」という言葉は、EC(ネットショップ)を運営している人であれば誰もが耳にしたことのある言葉だろう。コマース基本用語解説の第2回目は、その「コンバージョン」について紹介していく。第1回の「eコマース」についてはこちらの記事を参考にしてほしい。

「eコマース」とは? 今さら聞けないコマース基本用語「eコマース」とは? 今さら聞けないコマース基本用語
普段何気なく、周りの友人に、「ECの売上を上げる方法を考えていてさぁ……」なんていう話をして、「何ECって?」と聞き返された経験ってありませんか?

 

 

用語解説

 

コンバージョン(Conversion)とは、変換、転換、交換といった意味を持つ英単語であるが、インターネットの分野では、Webサイト上で獲得できる最終的な成果のことを指す。すなわち、成果を何に定義するかによって、言葉の意味が変わってくるのだ。サイトの種類によって、成果は一般的には変わってくるため、コンバージョンの言葉の指すことは異なる。ECサイトでは商品購入、情報提供サイトやコミュニティサイトでは会員登録、企業サイトや商品情報サイトでは問い合わせなどがコンバージョンに当たる。

広告出稿の視点に立つと、広告をクリックしたこと自体をコンバージョンという少し間違った使い方をする場合もあれば、広告が掲載されているサイトを基点とし、そこで広告をクリックし上記のサイトの目的を達成した最終的なユーザーのことをコンバージョンというケースもある。この場合は、ユーザーの基点を広告を掲載しているサイトと見るのか、自社サイトと見るのかにより、コンバージョンの指すものが異なる。今回はECサイト内におけるコンバージョン、そしてコンバージョン率について紹介する。

 

 

ECサイトにおける「コンバージョン」

 

ECサイトにおいてはコンバージョンといった場合、コンバージョン率のことをさす場合が多くなり、よりわかりにくさを増しているのではないだろうか。あなたがショップを立ち上げたとき、いくらサイトに人が来てくれても実際に商品が売れなければ意味がない。つまり、訪問者数に対して実際に商品を購入した人の割合を上げなくては本当に成功しているサイトとは言えないのである。このように、購入に至った人たちを「コンバージョンした」と言い、その割合をコンバージョン率(コンバージョンレート、CVR、転換率とも言う)と言う。例えば、70人の訪問者のうち7人と取引が成功した場合、コンバージョン数は7となり、コンバージョン率は10%という計算となる。コンバージョン率は掲載されている商品数や取り扱う商材にもよるが、通常1%程度が一般的である。お得感のあるセール期間中などは、10%以上にアップすることもある。

eコマース黎明期では、コンバージョン率が40%というような値もあったと言われているが、eコマースが多角化し、消費者の日常に溶け込んでいる現在では、そのような値はほぼ出ないものとなっている。弊社のEC特化型アクセス解析・課題判定ASPサービスのShopnoteからのデータによると、ショップの売上高レンジによって値に1.6%~3.2%と幅はあるものの、全体平均で2.45%というデータとなっている。

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ECサイトの売上を上げるためには、まずこのコンバージョン率を上げることが重要な課題であり、様々な方法でこの値を向上させるための取り組みが日夜、各ショップで行われている。コンバージョン率の向上をテーマにしたサービスやセミナーの開催は数多くある。また、ECサイトのコンバージョン率を上げるためのサービスも市場には数多く提供されており、その手法も多岐にわたっている。

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コンバージョン率は、他にも特定の広告をクリックした人の割合を算出することにより、広告の効果を検証するといった利用方法もある。このように、コンバージョン率はWebサイトの投資対効果を計る上でも重要な指標であり、ECサイトの実態を知る上でも重要な指標といえるだろう。皆さんが運営しているサイトのコンバージョン率を知らない方は、ぜひ把握するような取り組みを行うべきだろう。ただし、あくまで取り扱っている商材、取扱い商品数、商品の単価、時期、モールや独自ドメインなどによっても大きく異なってくる数字となるため、値だけをもって他社と比較することは意味が無いという点も注意が必要である。

何となく不安を持ちながら「コンバージョンがね、」と使っている方も、この記事を読むことで不安を解消し、気持ちよく使えるのではないだろうか。またどこかで「コンバージョンが、」という話を聞いたら、きちんとその話の場合の成果の定義を考え、分からなければ、きちんと確認するようにしたい。

 

 

ECサイトの「コンバージョン」率向上のために

 

ECサイトのコンバージョン率向上のためには、様々なアプローチがあるが、商品画像は商品を購買するか否かの重要な判断材料となる。特に定番商品でないアパレルや季節商品などのジャンルでは商品画像の重要性は年々高まっている。

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また、ユーザー情報をリアルタイムで収集し、オンライン上でAIや人間が対応することで購買意欲を高める施策をECサイト上で行うことで、コンバージョン率を高めるための「Web接客サービス」が注目を浴びている。

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上記のようなサービスは、ただ闇雲に運用しただけではむしろ費用対効果が悪くなるケースも珍しくない。数あるサービスをどのように活用し、各ECサイトの特徴を活かした販促活動を行っていくかがコンバージョン率向上の鍵となる。

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eコマース業界は現在も毎年のように伸び続けているが、ユーザーの目もそれに応じて鋭くなってきている。今後もECサイトにおけるコンバージョン率を上げていく取り組みやサービスは、様々な形で提供され続けていくだろう。