英国Marks & Spencer、レジ不要の店舗内モバイル決済導入。ショッピングプロセスの迅速化を目指す | EC業界ニュース・まとめ・コラム「eコマースコンバージョンラボ」
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2018/10/09

英国Marks & Spencer、レジ不要の店舗内モバイル決済導入。ショッピングプロセスの迅速化を目指す

英国大手小売業Marks&Spencer(M&S)は、よりスピードアップした購入体験を提供するため、レジでの支払いが不要なモバイル決済サービスを一部店舗で開始した。

M&Sの iPhoneアプリ内の機能「Mobile, Pay, Go」を利用して、自身のモバイル端末で購入商品をスキャンすれば、レジに並ぶことなくApple Pay、またはM&Sオンラインアカウントで保存されたクレジットカードで支払いを済ませることができる。

 

これについてMarks&Spencerの小売業務担当ディレクターSacha Berendji氏は、「シームレスな顧客体験を提供するデジタル化された店舗展開は、デジタルファーストの小売業者であることを目指す当社の変革の極めて重要な部分である」と述べている。

 

「特にランチを買いに来る顧客はとても忙しい。テクノロジーによって買い物をスピードアップさせることは、彼らにとって非常に大きな利点がある。重要なのは、そのテクノロジーを導入することにより、店舗従業員がレジ業務から解放され、他の店内業務において素晴らしいサービスを提供することができるということ。つまり、ランチタイムの混雑時における全ての顧客体験を改善することが可能となるのだ。私たちは迅速に新テクノロジーを導入しており、顧客からの感想を聞くのが非常に楽しみだ」。

 

同社は当面、ロンドン市内の複数店舗でのみ、このモバイル決済サービスを開始する。現時点ではEdgware Road店とWaterside Simply Food店で利用できるが、今後数週間で、West Hampstead、Bankside、Canary Wharf、Stratford Westfieldの各店舗に拡大する予定だ。M&Sは、2019年前半に予定している当サービス導入店舗の拡大の前に、顧客からのフィードバックに基づいて、サービス内容を改善してきたいと考えている。

 

「Mobile Pay Goは、当社のデジタル変革の一環として開発中の数多くの新しい施策の1つ。我々のアプローチの中心となるアジャイル&リーンな(臨機応変で無駄がない)取り組みである」と同社デジタルプロダクト及びUXのグローバル責任者であるJim Cruickshank氏は述べた。「可能な限り迅速で、ストレスのない顧客体験を実現するために、我々は懸命に働いている」と続けている。

 

※当記事は英国メディア「Mobile Marketing Magazine」の10/2公開の記事を翻訳・補足したものです。