株式会社メルカリのグループ会社、株式会社ソウゾウはメルカリNOW、teacha、メルカリメゾンズの3つのサービスを8月中に終了することを発表。今回終了が発表された3サービスの終了日はそれぞれ、メルカリNOW(8月20日)、teacha(8月21日)、メルカリメゾンズ(8月31日)に予定されている。
わずか1年足らずでのサービス終了
即時買取サービスであるメルカリNOWは2017年11月、メルカリアプリ内の一機能として実装され、CASHの競合サービスとして注目されていた。
<参考>
メルカリ、「メルカリNOW」で即時買取市場に参入 - 話題性で先行するCASHとの一騎打ちの様相に
また、ブランド品に特化した査定付きのフリマアプリ、メルカリメゾンズは2017年8月、アプリを通して学びたい人と教えたい人が繋がることができるteachaは2018年4月に開始されたばかりであった。
<参考>
ブランド自動査定が可能なフリマアプリ「メルカリメゾンズ」サービス開始
今後、メルカリメゾンズで出品されたブランド品はサービス終了後もメルカリに連携出品されるが、査定保存のみの商品情報は削除される。
また、teachaはサービス終了に伴い手数料の無料期間を変更。レッスン開催・受講可能最終日である2018年8月14日まで手数料は無料だ。なお、既に7月20日をもって新規会員登録の受付を終了している。
2017年、CASHのリリースと再開を皮切りに、次々と新たなアプリが誕生した即時買取サービス。だがジラフのスママダッシュ(2018年1月)が、虚偽申込の多さのため即時買取から撤退し通常の買取サービスへ移行する(2018年4月)など、運営の難しさが顕著となってきている。今回の3サービス終了は経営資源の集中のためだとされており、メルカリをはじめとする運営サービスの品質向上を目指すとのこと。