株式会社メルカリは11月27日12時、即時買取サービスである「メルカリNOW」をリリースした。6月28日のリリース初日に約3億6千万円が現金化され、サービスを一時停止することになったとして世間を賑わせたCASHの競合となるサービスだ。

このサービスはメルカリのアプリ内の一機能として実装される。

 

メルカリNOWは、手元にあるブランドと商品の状態を入力し、スマートフォンのカメラで撮影するだけですぐに査定額が表示され、すぐに買取を行うことができる。メルカリに今まで蓄積されてきた取引データを基に査定価格を算出するため納得感の高い金額となると、メルカリは発表している。アイテムをお金に変えると、メルカリの売上金に入金される。このお金は通常の場合と同じく、メルカリ内での買い物に使え、振込申請をすることで現金化することができる。

集荷・発送は、現金化を行なった後、2週間以内に集荷依頼を行い発送することで完了。集荷は自宅まで来てくれる上、集荷・発送にかかる手数料は無料である。

また、1日の買取上限金額は1,000万円で毎日10時にリセットされる。

 

メルカリNOWの競合となるCASHも時を同じくして本日より最低買取金額を1,000円に変更すると発表。今まで数百円の査定しか出なかった商品が全て1,000円の査定に変わるという変更のインパクトは非常に大きいものと予測される。

 

メルカリNOWとCASHの現状の公表内容から比較してみる。

 

今後、両社がどのように差別化を図っていくのか注目される。