アリババの2016年第三四半期(7月~9月)のIRレポートによると、アリババの海外向け小売事業の営業利益は13.38億元(約200億円)で前年比178%増となった。増加の背景には今年4月に買収したオンラインショッピングサイトLazadaおよびアリババ傘下の越境物流会社速売通の業務増加があったようだ。

2016年度第四四半期(1月~3月)のIRレポートによると、速売通の業務の売上高は22.04億元(約350億円)、全収入の2%を占めている。前年比25%増。

データを比較してみると、今年4月にLazadaを買収した後、海外向け小売事業の営業利益は2%から4%まで増え、第三四半期(7月~9月)も4%となっている。しかし、営業利益額は前年比で8.57億元(約120億円)増加している。アリババCEO張勇氏によると、Lazadaを買収した後、アリババは順調に成長しており、今後グローバルでの業務を拡大していく予定と述べている。

 

 

※当記事は中国メディア「電商報」の11/04公開の記事を翻訳・補足したものです。