ナイル株式会社が運営するスマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア「Appliv」にて、10~60代の男女1,365人を対象に、2024年3月25日~4月5日の期間、フリマアプリに関するアンケート調査を実施した。




調査結果

 

10代~60代の男女1,365人に、個人間で不要なものを売買するアプリであるフリマアプリの利用経験を尋ねたところ、「経験あり」が59.0%、一方「経験なし」が41.0%となっており、約6割近くの人が、フリマアプリを利用したことがあることが分かった。

年代別に見た場合、最も利用経験者が多い年代は「20代」73.0%、次いで「10代」69.5%、「30代」66.1%と、若い年代ほど利用したことがある傾向にあった。このことから、誰かが不要になったものを手頃な価格で購入し自分が不要なものを出品するといった、スマホを通じた個人取引が若い世代を中心に、日常的に行われているようだ。

 

 

フリマアプリを利用した事がある人に利用目的を尋ねると、「売る・買うの両方」が51.2%と約半数を占めており、次いで「買うのみ(30.6%)」、「売るのみ(18.3%)」が続いた。「売る・買うの両方」という人が多かったことから、不要なものを売ってお金に換え、そこで得たお金を使い同じアプリ内で必要なものを購入できるフリマアプリは、利用者にとって利用しやすいサイクルであると言える。

 

 

フリマアプリで商品を購入したことがある人の購入理由を調査すると、最も多いのは「価格が安いから」で471人、次いで「品揃えが豊富だから」が192人、「希少価値の高い商品があるから」が177人という結果だった。フリマアプリは中古品がメインで、新品よりも比較的リーズナブルな値段で購入できる点が、多くの人がフリマアプリを利用する理由になっていた。その一方で、個人が出品するフリマアプリでは、店頭で既に売り切れの人気商品や、希少価値が高いアイテムを手に入れられる可能性もあるため、購入できなかった商品を入手する機会としても重宝されている。その他にも、「価格の交渉ができるから」「個人から直接購入できるから」など個人間取引であることが理由に選ばれていた。

 

 

フリマアプリで商品を売ったことがある人に、その理由を聞いてみると、最も多かったのは「不要なものを処分したい」で372人、次いで「不要なものを売り小遣いを稼ぎたい」が335人、「店舗での買取価格より高く売れる」が183人だった。66.5%にあたる372人が、不要なものを処分する手段としてフリマアプリを活用しており、収入源の1つにしたいと考える割合を上回る結果となっていた。不要なものを処分するにも費用がかかってしまう場合や、まだ使えるのに捨てるのは勿体ない、自分が大切にしていたものだから価値が分かる人に引き取ってほしいと感じている人にとって、希望する金額で出品できることや、店頭での買取価格よりも高く売れるのは利用者にとって魅力的なサービスといえる。

 

 

Applivについて

 

Applivは、2012年にサービス開始以来、アプリ掲載数6万件を超える国内最大級のアプリ情報メディアに成長。ユーザーのニーズに合った、スマートフォンアプリに関連する情報を、幅広く提供している。