GMOペパボ株式会が運営する国内最大のハンドメイドマーケット「minne(ミンネ) byGMOペパボ」は、7月31日から利用規約を改定し、「ものづくりへのこだわり」を前提に、メーカーやセレクトショップなど法人からの出品が可能となった。

 

今回の利用規約改定によって、minneはこれまでのCtoCに限らず、ものづくりに関するモノ・ヒト・コトが集まる「ものづくりの総合プラットフォーム」として生まれ変わる。

minneでは、昨今、作家たちの活動場所として3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタルファブリケーション機器を利用できる施設が増加している。これにより、従来個人では創作できなかった作品づくりが可能になり、よりバラエティに富んだ創作活動や、自由な表現活動ができるようになるなど、ものづくりの環境が変化している。このように、誰もがものづくりをより手軽に始められる環境が整ったことで、クオリティの高い作品が数多く誕生し、作り手の想いの詰まったファクトリーブランドやものづくりの価値を届けるセレクトショップもより身近なものとなってきた。

 

こうした背景から、minneでは、従来の個人の作家活動の支援という「CtoCハンドメイドマーケット」に加えて、「ものづくりへのこだわり」を前提とした法人からの出品や、セレクトショップなど作家以外からの出品を可能にするminne間での代理出品にも対応する為、利用規約の改定に至った。

 

今後、個人のみならず法人にも作品出品の幅を広げることで、より多くのユーザーが自分好みの作品と出会う機会を増やすことが可能となり、また、新規ユーザーの利用機会の創出に繋がっていくだろう。今回の利用規約改定は、ユーザーのみではなく、作家にとっても、多くのユーザーに自身の作品を公開する機会が増えることが期待できる。