GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社のハンドメイドマーケット「minne byGMOペパボ(以下、minne)」は、公開している作品数が、7月3日に1000万点を突破した。

 

「minne」は、現在54万人を超える作家によって作品が販売・展示されている、国内最大のハンドメイドマーケットで、アクセサリーやステーショナリー、家具、生活雑貨、食品など、様々なジャンルの作品が出品されている。また、オンラインでのマーケティング施策以外にも、TVCMや屋外広告をはじめとするオフラインのプロモーションやハンドメイド作家の活動支援にも注力し、作家向けのセミナーの開催や、外部企業との作家支援の取り組み、百貨店での対面販売イベントといった作家の活躍の場を広げる取り組みを続けている。その結果、多くの作家から支持され、2019年1月には登録作家数が50万人を突破、そして今回公開作品数が1000万点を突破するに至った。

 

作品数の多い上位カテゴリーを見ると、「アクセサリー」に登録されているものが43.0%と最多で、次いで「バッグ・財布・小物」が11.5%、「ベビー・キッズ」が8.4%、「素材・道具」が6.4%となっている。また、近年、ものづくりを体験できるカフェの台頭や、店舗でのワークショップなど、ハンドメイド体験の需要が高まっており、自身で体験できる作品が急速に人気を集めている。特に初心者向けのレジンキットや人気作家がデザインした羊毛フェルトのキットなどが登録されている「キット」カテゴリーの作品数は、2017年から2018年の間に5.8倍と急激に拡大している。こうした背景から「minne」では、「素材・道具」の大カテゴリー内の小カテゴリー「キット」を、2019年5月28日から「手作りキット」という大カテゴリーに編成。これにより、「手作りキット」作品がさらにユーザーの目に留まりやすくなった。このように「minne」は、多くの作品の中からでも購入者が好みの作品に出合えるよう、作品のカテゴリー表示や、それ以外にも、検索機能の改善、作品を検索しやすくするハッシュタグ機能といった機能提供を行なっている。

 

今後もminneでは商品数がより多くなると見込まれるが、利用者が使いやすいよう、作家や購入者からの需要、流行に合わせてカテゴリーを増やすとのこと。出品数が増えてもより利用者好みの作品に出合いやすいよう個々人の関心に合わせてサービスの最適化を始めとする機能で対応することで、利用者の拡大にも繋がるだろう。