eコマース業界カオスマップ2016 - 転換率向上サービス編
e コマースの浸透に伴いeコマースの運営を支援するテクノロジーも大幅に拡大してきており、提供されているサービスは膨大な数にのぼる。そのためeコマース 業界に深く携わっていても全てのサービスとその特性を理解することは非常に難しくなってきている。また、eコマース業界初心者や少し離れたテクノロジー関連の業界から見ても非常に分かりにくい部分が増えてきている。
そこでeコマース業界の“今”を分かりやすく、そして網羅的にマップ化した「eコマース業界カオスマップ」をeコマースコンバージョンラボと日本ネット経済新聞の共同企画で作成。可能な限りeコマース業界の今を中立的に整理し、網羅的に全サービスを掲載することを大目的としている。今回は転換率向上(コンバージョンアップのための)サービス版となる。
※マップに不足等があった場合は適宜修正し最新化していく。
<参考>
【EC支援サービスマップシリーズ「転換率向上」特集】 | 日本ネット経済新聞
注)この記事には、同じ内容の2023年最新版、カオスマップ転換率向上サービス編が既に公開されています。
転換率向上サービス編
第七回目は「転換率向上(コンバージョンアップ)」ジャンルのカオスマップをお届けする。91サービスをピックアップし、マッピングした。
※ログインして頂くと高解像度PDF版のカオスマップをダウンロードすることが出来ます。※アカウント作成する方は、作成後再度このページへアクセスしてダウンロードしてください。
ECサイトに来訪したお客様をどのように購買に結び付けるか。ECサイトを運営していると、集客の次にぶつかる大きな難問だ。そのため、この転換率向上(コンバージョンアップ)のためのサービスは、技術の進歩と共に多種多様なサービスが提供されいる。お客様に様々な商品を推薦するレコメンドエンジン、来訪してから的確にコンバージョンまで導くLPO(ランディングページ最適化)、買い物カゴ以降での離脱を防ぐEFO(エントリーフォーム最適化)などは5年以上前から導入されている考え方だ。一方でここ数年で急激に脚光を浴びているのは、ウェブ接客と、ヒートマップ・A/Bテストの領域だろう。特にサイトに来訪したお客様をセグメント分けしてリアルタイムにクーポンを出し分けたり、チャットで話しかけたりすることができるウェブ接客サービスは、現状ではコンバージョンアップの切り札的な存在となっている。
PCサイトもスマホサイトも、あらゆるところでお客様が離脱する可能性がある。それをECサイト事業者はこれらのサービスを上手に使って、穴を埋めて行くという作業をしていく必要がある。しかし一度それらのサービスを導入しても、お客様のサイトへの慣れや、サービスの慣れと共に成果も出にくくなってくるものもあるだろう。そのため、定期的にサービスの導入や入れ替えを考えていく必要があるジャンルだとも言える。
転換率向上サービスリスト
以下、ここで紹介した転換率向上を支援するサービスとなる。
目次
▼レコメンドエンジン 15サービス ▼ウェブ接客 18サービス ▼リタゲメール 3サービス ▼LPO 8サービス ▼EFO 10サービス ▼サイト分析 13サービス ▼サイト内検索システム 10サービス ▼サイト内コンテンツ 12サービス ▼サイト認証 2サービス |
レコメンドエンジン
以下、15サービスが提供されている。
ウェブ接客
以下、18サービスが提供されている。
<参考>
《転換率向上》プレイド「カルテ」/サービス連携強化 | 日本ネット経済新聞
<参考>
《転換率向上》エモーションインテリジェンス「ゼンクラーク」/ためらう購入を後押し | 日本ネット経済新聞
<参考>
《転換率向上》ソケット「フリップデスク」/「運用コンサル」が好評 | 日本ネット経済新聞
リダゲメール
以下、3サービスが提供されている。
LPO
以下、8サービスが提供されている。
EFO
以下、10サービスが提供されている。
サイト分析
以下、13サービスが提供されている。
サイト内検索システム
以下、10サービスが提供されている。
<参考>
《転換率向上》神戸デジタル・ラボ「スイセイ」/アパレルECへ導入進む | 日本ネット経済新聞
サイト内コンテンツ
以下、12ービスが提供されている。
サイト認証
以下、2サービスが提供されている。
※上記の情報は定期的に更新を行い、常に最新化していく。
<参考>
続々登場するECサイト向けWeb接客サービス - 主要13サービスまとめと今後
ECサイトのコンバージョン率アップの切り札となるのか - Web接客サービスの究極の「おもてなし」
ECサイトの競合比較調査を行う際に絶対に使いたいツール - どこまで競合サイトを丸裸にすることができるのか