eコマース業界カオスマップ2016 - EC集客サービス編
e コマースの浸透に伴いeコマースの運営を支援するテクノロジーも大幅に拡大してきており、提供されているサービスは膨大な数にのぼる。そのためeコマース 業界に深く携わっていても全てのサービスとその特性を理解することは非常に難しくなってきている。また、eコマース業界初心者や少し離れたテクノロジー関連の業界から見ても非常に分かりにくい部分が増えてきている。
そこでeコマース業界の“今”を分かりやすく、そして網羅的にマップ化した「eコマース業界カオスマップ」をeコマースコンバージョンラボと日本ネット経済新聞の共同企画で作成。可能な限りeコマース業界の今を中立的に整理し、網羅的に全サービスを掲載することを大目的としている。今回はEC集客サービス版となる。
※マップに不足等があった場合は適宜修正し最新化していく。
<参考>
【EC支援サービスマップシリーズ「集客」特集】広がり見せる集客支援サービス | 日本ネット経済新聞
注)この記事には、同じ内容の2023年最新版、カオスマップEC集客サービス編が既に公開されています。
EC集客サービス編
第五回目は「EC集客」ジャンルのカオスマップをお届けする。96サービスをピックアップし、マッピングした。
※ログインして頂くと高解像度PDF版のカオスマップをダウンロードすることが出来ます。※アカウント作成する方は、作成後再度このページへアクセスしてダウンロードしてください。
※8/24に1サービス追加し95サービス
※10/1に1サービス追加し96サービス
ECの集客に関わるサービスは非常に多い。実際の消費者に表示される広告プラットフォーム(左上ブロック)もSNSやネイティブアドなどの浸透により幅が広がってきている。アドテクノロジーといわれる広告に関わる各種ツール提供(中央上ブロック)はブラックボックス技術が多く、近年はDSP以下、DMPなど類似かつ省略された英字が用いられることもあり分かりにくい領域ともいえる。オーガニックでの集客を高める右上ブロックは、根強く残るSEO対策、コンテンツマーケティング、バズマーケティングとこちらも手法に広がりを見せている。また、広告代理店(下ブロック)もオンライン・オフラインの区別がなくなってきており、大きな市場を形成している。
新しいアドテクノロジーの出現しても、従来型のEC集客サービスは衰退せずに、使い分けられることが多いため、時間の経過と共に今後もサービスジャンルは拡大していくのではないだろうか。
EC集客サービスリスト
以下、ここで紹介したEC集客を支援するサービスとなる。
目次
▼広告プラットフォーム 20サービス ▼広告支援ツール 37サービス ▼SEO対策 7サービス ▼コンテンツマーケティング 11サービス ▼バズマーケティング 5サービス ▼広告代理店 15サービス |
広告プラットフォーム
以下、20サービスが提供されている。
広告支援ツール
以下、37サービスが提供されている。
SEO対策
以下、7サービスが提供されている。
コンテンツマーケティング
以下、11サービスが提供されている。
バズマーケティング
以下、5サービスが提供されている。
【EC支援サービスマップシリーズ「集客」特集】サイバーエージェント/トップブロガーによる販促支援/会員は約10万人 | 日本ネット経済新聞
広告代理店
以下、15サービスが提供されている。
【EC支援サービスマップシリーズ「集客」特集】リンクル/広告の運用力に定評/テレアポせず口コミで新規獲得 | 日本ネット経済新聞
【EC支援サービスマップシリーズ「集客」特集】ソウルドアウト/1万円でネット広告運用/固定費用無料で格安支援 | 日本ネット経済新聞
ECの集客を行うためのサービスはアドテクノロジーの進化と共に、多岐にわたってきており、難易度も上がってきている。そして従来型の集客手法の効果が下がり、耳慣れないキーワードと共に新しいサービス群が登場してくることも多い。マップに掲載されている全てのサービスを理解する必要はないが、それぞれのサービス群がどのようなものを意味しているのかは最低限理解し、ECサイトの運営を行っていきたいところだ。
※上記の情報は定期的に更新を行い、常に最新化していく。
<参考>
ECサイトのメディア化は集客の最終兵器となるか - 最近のトレンドから見えてきた3つの方向性
2015年 マーケティングの生命線は集客に - ECとネット広告のこれから