スペイン人消費者の4分の3以上が、コロナウイルス発生前よりもオンラインショッピングをするようになったという。スペイン人の半数が、少なくとも週に一度はオンラインで買い物をしているのだ。

 

この1年のコロナウイルス発生とそれに伴う対策が原動力となり、スペイン社会におけるオンラインショッピングは、完全に定着した習慣となった。

 

スペインの消費者の2人に1 人は、少なくとも週に1度はオンラインで購入していると回答。そして、そのうちの15%が、週に複数回オンラインで買い物をしているという。また、43%は、少なくとも月に1度はオンラインで何かを購入していると答えている。

 

「スペイン人の2分の1は、少なくとも週に1回以上オンラインで購入している」

 

これは、マーケティング・リサーチ企業IpsosのデジタルプラットフォームIpsos Digitalが実施した調査結果である。この調査によると、オンラインショッピングの際に最も利用されるデバイスは、スマートフォン(66%)、次いでコンピューターとラップトップ(50%)、タブレット(16%)となっている。

 

オンラインで最も人気のカテゴリは衣類とアクセサリー

オンラインで最も人気のある商品カテゴリは、「衣類とアクセサリー」(64%)であった。その他の人気の高いオンライン購入商品は、「テクノロジーカテゴリのアイテム」(46%)で、3番目に「美容製品、化粧品、香水」(35%)が続く。「ケータリングとフードデリバリー」(33%)、「食料品」(27%)はそれぞれ4、5番目である。

 

※当記事は英国メディア「E-Commerce News Europe」の3/23公開の記事を翻訳・補足したものです。