EC業界カオスマップ2019 - BtoB EC向けサービス編
今シーズンで4年目を迎えるeコマースコンバージョンラボと日本ネット経済新聞の共同企画の「EC業界カオスマップ」。2019年版、第6回目のサービスジャンルは「BtoB EC向けサービス」編となる。4年目で初めての取り扱いカテゴリとなる。
EC業界は年々進展を続け、ECサイト運営事業者を支援する各サービスジャンルにも多くのサービスが乱立している。このEC業界カオスマップでは、eコマース業界の“今”を分かりやすく、そして網羅的にマップ化することを目的としている。そのため、可能な限りEC業界の今を中立的に整理し、網羅的に全サービスを掲載していく。
※マップに不足等があった場合は適宜修正し最新化していく。
<参考>
【Eコマース業界地図】BtoB EC向けサービス特集 | 日本ネット経済新聞
【徹底解剖】BtoBの企業間取引をオンライン化することが出来る全14のECシステムとその選び方
注)この記事には、同じ内容の2024年最新版、カオスマップBtoB EC向けサービス編が既に公開されています。
BtoB EC向けサービス編
2019年版の第六回目は「BtoB EC向けサービス」ジャンルのカオスマップをお届けする。64サービスをピックアップした。
※ログインして頂くと高解像度PDF版のカオスマップをダウンロードすることが出来ます。※アカウント作成する方は、作成後再度このページへアクセスしてダウンロードしてください。
BtoB ECの市場規模は非常に大きく、2018年のデータで見ると、BtoC ECが18兆円に対して、BtoB ECは344兆円と20倍近い規模となっていることはなかなか知られていない。しかし、ここ数年BtoB向けのEC市場は非常に盛り上がってきており、多くのBtoB EC向けのサービスが市場に登場してきており、その存在感は日に日に増してきている。
多岐にわたっているサイト構築系のサービスだけでなく、決済やCRMなどのサービスでもBtoB EC向けを謳うものが多く登場してきているが、BtoC EC向けのサービスを少し改良すればBtoB向けに提供可能になるわけではない。BtoB EC業界特有の商習慣を理解し、場合によっては根本的なサービスの構造も見直さないといけない程の違いが存在している業務もある。
一方でBtoB ECサイトを運用している事業者、もしくは運用したいと考えている事業者は、BtoC向けの事業者と比較してリテラシーが高くないケースが多いため、なかなかEC化が進まない現状もあるようだ。これらのBtoB EC向けのサービスによって、多くの事業者のEC化が実現していくことが期待されている。
※この一覧表のエクセルファイルもダウンロードファイルに含まれます。
※2020/1/8に1サービス追加し64サービスに。
BtoB ECサービスリスト
以下、ここで紹介したBtoB EC向けのサービスリストとなる。
目次
▼サイト構築 22サービス ▼ECプラットフォーム 10サービス ▼越境EC 8サービス ▼CRMシステム 6サービス ▼決済 11サービス ▼コンサル/運営代行 7サービス |
サイト構築
以下、22サービスが提供されている。
【Eコマース業界地図「BtoB EC編」】Dai「Bカート」導入事例 防災専門店MT-NET/見積書の自動作成機能が魅力/接点なかった自治会、保育園からも受注
【Eコマース業界地図「BtoB EC編」】イーシー・ライダー 川手正己社長/業務効率化を目的にEC化検討を
【Eコマース業界地図「BtoB EC編」】ジェーエムエーシステムズ「2nd STEP」/売上拡大にも寄与/システム自動化を支援
ECプラットフォーム
以下、10サービスが提供されている。
越境EC
以下、8サービスが提供されている。
CRMシステム
以下、6サービスが提供されている。
IBM Watson Campaign Automation
決済
以下、11サービスが提供されている。
コンサル/運営代行
以下、7サービスが提供されている。
※上記の情報は定期的に更新を行い、常に最新化していく。
<参考>
【徹底解剖】BtoBの企業間取引をオンライン化することが出来る全14のECシステムとその選び方
【EC業界スペシャリスト対談】BtoB ECの大いなるポテンシャルと存在意義
【EC業界スペシャリスト対談】BtoB ECは現場のどのような課題を解決して未来を作っていくのか
BtoB ECシステムを基幹システムと連携する上で盲点となることが多い4つのポイント
企業間取引をオンライン化することで享受できる5つの業務効率化・削減ポイント