株式会社プレイドは、「KARTE」を活用した、デジタルトランスフォーメーションの実現を、を推進するために、トランスコスモス株式会社と業務提携した。これにより、デジタル基盤の構築からCRMやカスタマーサポートの実運用、そして顧客企業における様々な部門でのCX(顧客体験)プラットフォームの導入を行っていくとのこと。

 

「KARTE」は、2015年3月にサービスを開始したサービスで、ウェブサイトやアプリを利用する利用者の行動をリアルタイムに解析し、一人ひとり可視化する。個々の利用者に合わせたコミュニケーションを一括で実現するCX(顧客体験)プラットフォームとなっている。オンサイトに限らず様々なシーンでのマーケティング課題やニーズに合わせた活用が可能だ。

 

トランスコスモスは1966年に創業し、「人」と「技術力」を融合し、より価値の高いサービスを提供することで、企業の競争力強化に努めていた。現在では、企業のビジネスプロセスのコスト最適化と売上拡大の両面から支援するサービスを、アジアを中心に世界30カ国・167の拠点で、オペレーショナル・エクセレンスを追求し、また世界規模でのEC市場の拡大にあわせ、お客様企業の優良な商品・サービスを世界48カ国の消費者にお届けするグローバルECワンストップサービスを提供している。

 

今回の業務提携についてトランスコスモス株式会社 取締役 専務執行役員 稲積氏は「プレイド社との協業を強化することにより、トランスコスモスが持つ様々な顧客接点でのサービス・知見に「KARTE」を組み合わせることで、お客様企業のCX最大化を支援していく。」と述べた。

トランスコスモスでは今後、顧客視点での様々なデータ活用を可能にするプラットフォームである「KARTE」の運用におけるエキスパートを2019年度中に社内で50名育成し、福岡・札幌の二拠点にあるマーケティングオペレーションセンターにて専門チームを立ち上げ予定とのこと。顧客企業の幅広い部門に対して抱えている問題を解決することを強みとしているトランスコスモスとの業務提携を行うことで、部門・部署で顧客視点のニーズを把握、業務やプロセスを改善の推進に繫がることが期待される。