楽天株式会社は、同社が運営するフリマアプリ「ラクマ」にて配送サービス「かんたんラクマパック(日本郵便)」の新機能として、「匿名配送サービス」を2019年1月15日より開始することを明らかにした。

匿名配送サービスは出品者と購入者がお互いの住所や氏名などの個人情報を記載せずに、商品の発送・受け取りができる配送サービスだ。これにより、これまで取引の際に自信の住所が取引相手に知られてしまうことを不安視していた人でも安心して「ラクマ」を利用することができる。

実際に利用する際は、「かんたんラクマパック(日本郵便)」を設定して出品するだけで匿名配送が可能だ。具体的には、「かんたんラクマパック(日本郵便)」で出品中の商品と、下書きに保存中の商品が自動で匿名配送の取引となる。(同サービスリリース前の取引は対象外)また、全国送料一律であり、発送手続きは、郵便局やローソンの全国約33,600カ所で可能とのこと。

ただし、「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」は匿名配送にはならない。また、匿名配送サービスは商品出品時に設定する必要があり、商品の購入手続き後に変更することは不可能であるほか、購入者側の住所は取引開始時の住所が送り状に反映されるため、購入後に変更ができないため注意したい。