Amazon.co.jpが提供するAmazonプライム会員向けサービス「Amazonフレッシュ」が2018年4月21日をもってサービス提供開始より1周年を迎えた。この1周年に併せ、時短食品のラインアップを拡大したほか、クックパッドとコラボしてレシピからの注文が可能となり、Amazonフレッシュ内では週替わりのレシピ提案を開始。さらに人気商品をお得に購入できるAmazonフレッシュ1周年感謝祭を開催している。

 

時短食品の拡充と主要料理レシピサービスとの連携

ミールキットは下ごしらえされた食材や調味料がセットになっており、忙しい時でも手軽に料理を用意することができる。4月19日時点では合計16種類のミールキットを販売しており、今後はユーザーの声に合わせた拡充を目指す。さらに、サラダや惣菜の専門店「RF1」の合計18種類のパックサラダや惣菜などの販売も開始し、Amazonフレッシュの惣菜・チルド食品コーナーでは約200種類以上の惣菜を用意する。

また、クックパッドと連携し、クックパッドのプレミアムサービス会員を対象とした「プレミアム献立」のページ上に「食材をAmazonフレッシュで購入」ボタンが表示されたことで、献立に必要な食材をAmazonフレッシュで簡単に注文可能となった。さらに、DELISH KITCHENのモバイルアプリにおいても同様の機能が提供される他、同メディアの提供によりAmazonフレッシュ内で「今週のレシピコーナー」を開始しDELISH KITCHENの1万件以上のレシピの中から人気のある主菜と副菜のレシピを週替わりで紹介する。

また、Amazonフレッシュにおける年間人気商品ランキングも公開。ランキング上位には牛乳や玉ねぎ、きゅうり、豚肉など通常のスーパーで購入される商品と同様のラインアップとなった。

 

一周年を迎えたAmazonフレッシュ。日本とアメリカでは、生活環境やスパーマーケットの規模も異なる事から、日本への定着には時間が掛かりそうだが、今回人気料理レシピサイトとの連携を開始したことで、Amazonフレッシュの認知度の向上と利用者の増加が期待される。

 

<参考>

Amazon Freshは日本で生鮮食品市場を切り開けるのか?リリースから現状までを振り返る