Amazonが銀座でAmazon Barを10/20~10/29に期間限定オープンする。Amazon Barでは世界中から取り揃えた多種多様なお酒が提供され、ここでしか飲めない限定品や未販売商品の先行試飲が可能だ。また、「メニューがないBar」としてその日の気分に応じたお酒をおすすめするオーダーシステムを採用、期間中はAmazonソムリエが常駐し、Amazonならではのお酒の楽しみ方を提案する。
Amazonならではの品揃えを実店舗で表現
Amazonは2014年4月よりお酒の販売を開始し、ビールや日本酒、ワイン、焼酎、洋酒などの各種酒類を幅広い品揃えで提供している。この品揃えを直に体験できるAmazon Barは7月に六本木で期間限定オープンしたAmazonプライムポップアップストアにつづく、期間限定の実店舗によるプロモーションとなる。
<参考>
Amazon、期間限定で実店舗のポップアップストアを六本木にオープン
Amazon Barでのオーダーシステムではメニューはなく、オーダーは注文端末から行う。その日の気分にあったお酒がおすすめされる仕組みで、はじめに8種類のお酒のカテゴリーから好きなものを選択する。その後、今の気分についていくつかの質問に回答することでその時の気分にあった商品がおすすめされ、商品を選択することで注文が完了するのだ。お酒は1杯当たり500円~1,500円での提供でフードメニューも各種用意されている。
オーダーシステムで注文する代わりにAmazonソムリエに直接相談してワインを選ぶことも可能だ。Amazonソムリエは普段Amazonサイトのワインページ経由でユーザーからの問い合わせに対応しているが、期間中Amazon Barに出張、直接そのサービスを体験することができる。
商品の先行試食や、特別イベントも開催
初回オーダーの際には生鮮食品をお届けするサービスAmazonフレッシュおすすめ食材を活用したアペタイザーを無料で提供。赤ワインと相性の良い大人向けポッキー「ポッキー<女神のルビー>」(2017年10月24日発売予定)の試食もテーブルごとに用意する。
また、Amazon Barでは毎日お酒に関する特別なイベントも開催する。毎日19時、21時の2回の開催予定で、イベント情報はAmazon Bar特設サイトにて随時アップデートされる予定だ。なお、SNS投稿特典も提供しており、店内で撮影した写真を#Amazon Barのハッシュタグ入りでSNSに投稿し、スタッフにその画面を見せると生ビールまたは、ハイボールが無料で一杯提供される。
Amazonはレジ精算不要のスーパーマーケットAmazon Goの出店をアメリカやイギリスでも進めており、会社のキャッチコピーを標商登録するなど、実店舗においても強気な運用姿勢を見せている。日本でも7月にAmazonプライムに関するリアル店舗を期間限定で出店しており、徐々に実店舗運用を進めている。
<参考>
【米国】次世代型リアル店舗Amazon Goをシアトルにコンセプトストア - 会計不要の食料品販売で小売業に衝撃