2017年、マレーシアのGRDI(Global retail development index、世界小売業発展指数)は中国とインドに次いで3位。2年連続で3番目に最も投資したい市場となっている。

 

 

観光客の増加、マレーシア国民可処分所得の増加、政府の投資支援などの要素がマレーシアの小売業の発展を促進している。2016年、個人消費は前年比6.1%増で、マレーシアの小売市場の成長率は3.8%増だった。

世界各国の小売企業もマレーシアの市場に興味を持っている。日本のイオンはマレーシアに進出し、2020年までに店舗数は今の2倍となる150店舗まで増加する予定である。

マレーシアの観光ビジネスの発展も期待されている。2016年3月から中国からの観光客にビザなしで入国を許可しているため、観光客数がここのところ急増し、2016年の2,600万人から2020年の3,600万人まで増加すると見込まれている。また、政府も、2.8億ドルの投資を行い、農村地域に高速ブロードバンドを取り入れ、EC貿易の地域をさらに拡大していく。2021年まで、オンライン小売業は毎年23%の増加率で成長する見込みである。

 

※当記事は中国メディア「雨果網」の6/7公開の記事を翻訳・補足したものです。