eMarketerのデータによると、2020年、東南アジアのB2CのEC小売市場規模は10%以上の成長率で増加し続ける見込み。そのうち、タイのEC小売事業の売上高は57億ドル(約6,400億円)となる見込み。
SimilarWebのデータによると、2016年12月時点で、タイ・インドネシア・シンガポール・マレーシア・ベトナムの各国のオンライン小売業のサイトの中でLazadaのページビュー数が最も高くなっている。そのうち、Lazadaタイでは昨年12月のサイトアクセス数は約4,100万、2位のJOB.co.thの16倍となっている。
しかし、タイのECビジネスはまだまだ成長段階にある。eMarketerの推測によると、今年タイのEC売上高は小売事業総額の1.7%しか占めていない。
Lazadaは今後東南アジアで継続的に成長できるのかは未知であるが、Amazonは2017年Q1にシンガポールに進出し、今後東南アジアでAmazonとアリババの市場シェアと顧客囲い込みの競争は一層激しくなるだろう。
※当記事は中国メディア「電商報」の3/10公開の記事を翻訳・補足したものです。