デジタル決済プラットフォーム「KOMOJU」を展開する株式会社DEGICAは、近年多様化するECサイトでの決済方法の実態を調査することを目的に、ECサイトで買い物をする男女400名と、ECサイトで商品販売を行うショップの事業者100名を対象に、「ECサイトでの決済方法に関する実態調査」を実施した。
調査結果
ECサイトで商品を購入する際、最も利用する支払い方法について尋ねたところ、1位「クレジットカード」が79%と圧倒的に多く、次いで「デジタルウォレット」の9.3%、3位は「コンビニ決済」で5.0%だった。クレジットカードが大多数ではあるものの、近年台頭してきているPayPay・LINEペイ等のデジタルウォレットや、一方で現金払いであるコンビニ決済もランクインしていた。
「オンラインショッピングサイトの支払い時に、希望の支払い方法がなく、わずらわしさを感じたことがありますか。」という質問に対し、あると回答したのは約50%(「よくある」4.8%、「たまにある」45.8%)と半数の人が購入者がわずらわしさを感じた経験があると回答していた。さらに、わずらわしさを感じた後の行動を聞くと、「別のオンラインショッピングサイトで買い物をした」が最も多く47%、次いで「買い物自体をやめた」も37.6%という結果から、多くの人がサイトから離れてしまうことが分かった。
最も利用する支払い方法の理由に関しては、「ポイントが貯まる・使えるから」が65.5%と多くの人が回答しており、2位は「普段お店でも使っている方法だから」が38.5%、3位は「既にECサイトに登録している支払い方法だから」で28.3%という結果だった。普段の買い物でも“ポイント”という言葉が良く聞かれるが、ECサイトでのショッピングにおいても例外ではないようだった。
ECサイト運営者が決済システムを選ぶ際に重要視する点(複数回答)は、1位は「料金の安さ」で62%と最も多く、2位以降は「入金の早さ」57%、3位は「使いやすさ」53%、4位は「決済方法の豊富さ」51%と僅差だった。
今後決済システムに追加して欲しい機能について質問したところ、(複数回答)「セキュリティの強化」が55%と半数以上あり、続いて「決済方法数の増加」が50%、「入金サイクルの短縮」が46%となっていた。決済システムを選ぶ際に重要視する点において、「決済の安全さ」は49%だったが、システム導入後はセキュリティを厳重にすることや、多数の決済方法を装備することも必要そうだ。
KOMOJUとは
デジタル決済プラットフォーム「KOMOJU」 は、EC サイトを運営する事業者が、クレジットカード決済、コンビニ決済、ECスマホ決済、ペイジー、電子マネー決済、銀行・ATM振込、後払い決済などの国内外の決済手段を一括導入することができる決済代行サービス。また、初期費用と月額費用が完全無料で、導入後は日本語と英語対応が可能なカスタマーサクセスチームのサポート体制も整っている。