国内シェア率No,1のBtoC取引向けBNPL決済サービスを提供する株式会社ネットプロテクションズは、全国20代~60代の男女を対象に消費者の利用する決済に関する意識調査を実施した。

 

 

調査背景

 

キャッシュレス化が促進される中、近年さまざまな種類の決済サービスが提供されるようになり、さらにコロナウイルスによるネットショッピングのニーズの高まりにより、買い物の場所にも変化が見受けられた。そこで今回は、決済における選択肢が増えた今、消費者はどんな決済をどんな理由で利用しているのか、動向を知るべく調査を実施した。

 

 

調査結果

直近半年以内に利用した決済は、1位「現金」、2位「クレジットカード」、3位「QR/バーコード決済」4位「電子マネー」となっており、現金・クレジットカードが約90%を占める中、QR/バーコード決済も60%以上が利用していた。また、上位4つの利用者がいずれも過半数を超えていることから、3〜4種類の決済を使い分けしている方が多いことが分かった。

 

 

決済の使い分け方として、最も多かったのが、「積極的にポイントがつく支払い方法を選ぶようにしている」で、お得感を重視しているようだった。続いて2番目に多かったのが、「現金は、現金でしか支払えない場所でしか使用しない」で、「現金離れ」している人が多くいることがわかる。また、「支払うタイミングで、一番使いやすい支払い方法を選んでいる」「金額によって、支払い方法を使い分けている」も含め、上位5つが主な使い分けの選択基準と思われる。

 

 

それぞれの支払い方法についての決め手は、どの決済においても「支払いが簡単だから」という理由で決済を選択する人が多く、利用に慣れている決済を選択する傾向が見られた。現金は「使いすぎる心配がない」という理由が多いことから、キャッシュレスは使いすぎを心配する人が多いことが推察される。また、クレジットカードでは「自分の集めているポイントがつくから」「銀行からお金を下ろす手間が省けるから」が多く選ばれており、お得さと利便性の高さによって選ばれているようだった。QR/バーコード決済については「スマホで支払えるから」というスマホ決済がライフスタイルにマッチした人に多く選ばれていた。そして、後払い決済においては「セキュリティが高く、安心できるから」という理由で選択する人が他の決済方法よりも多く見られた。

 

 

ネット通販で買い物する際の決済について、50代・60代では「よりセキュリティが安心な決済方法を選びたい」が一番多く、20代~40代では「よりお得な決済方法を選びたい」が決済を選ぶ理由として最多だったことから、40代までは、お手頃な決済が魅力的な一方、50代以上は安全性を一番に考えていることが分かった。

 

 

まとめ

 

今回の調査結果から、決済手段を複数使い分けることが一般的になってきており、決済手段が購買活動において「お金を支払うための手段」としての役割以外にも、「ポイント」や「セキュリティ」などユーザーの求めるメリットがあるかが重視されていることが読み取れた。

 

 

「株式会社ネットプロテクションズ」について

 

株式会社ネットプロテクションズは、国内BNPL決済サービスのパイオニアであるとともに、BtoC取引向け国内BNPL決済サービス市場においてシェア率No.1を誇るリーディングカンパニー。2002年より、日本で初めて未回収リスク保証型の後払い決済サービス「NP後払い」の提供を開始し、2022年3月までに年間ユニークユーザー数が1,500万人超に達し、累計取引件数が3.4億件を突破した。2011年より、同サービスにより培った独自の与信ノウハウとオペレーション力を企業間取引向けに展開した「NP掛け払い」の本格販売を開始し、2021年度の年間流通金額では前年比約30%の成長率で伸長している。2017年には、EC物販だけでなくデジタルコンテンツ・実店舗など様々な業種で導入可能な後払い決済「atone」の提供を開始し、さらに2018年には、台湾においてもスマホ後払い決済サービス「AFTEE」をリリースを行った。株式会社ネットプロテクションズはこれらの事業運営によって高い技術と豊富な実績に基づいた与信とオペレーションが構築されており、決済サービスを通じて誰もが安心かつスムーズに商取引できる社会の実現を目指していくとのこと。