ソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社(以下「SBPS」)は、セールスフォース・ドットコムが提供するSalesforceプラットフォームのコマース機能「Salesforce B2C Commerce」に対応した決済カートリッジを2019年秋以降に提供を開始する。

 

「Salesforce B2C Commerce」は3,000以上のECサイトで採用されているSaaS型Eコマースプラットフォームで、レファレンスアプリケーションを使った短期間での実装が可能である。この「Salesforce B2C Commerce」を利用する事業者は、SBPSの決済カートリッジを導入することで、SBPSが提供する豊富な決済手段が利用でき、さらにクレジットカード情報の非保持化や定期購入のための継続課金にも対応することが可能となる。

 

さらに詳しくみていくと、新たにSBPSが提供する決済カートリッジには大きく分けて3つの特徴がある。

1つ目はSBPSの決済カートリッジを導入した事業者は、SBPSが無償で提供する不正検知・保証サービスや集客支援につながるマーケティング支援プランを利用できるため、ECサイトでの不正利用の軽減や事業者の有効なビジネスチャンスの創出に繋げられること。

2つ目はコールセンターで注文を受け付けている事業者は、「永久トークン非保持化サービス(特許第6433573号) 」を活用することで、クレジットカード情報の非保持化に対応できることだ。

3つ目は、クレジットカード決済とキャリア決済は、定期購入の継続課金にも対応しているため、幅広い業種やサービスに導入が可能という点だ。

 

 

決済カートリッジは10月初旬に提供開始を予定している。「Salesforce B2C Commerce」の利用者はカートリッジ決済によって、不正を検知しリスクヘッジをしつつ、決済方法の多様化、保証サービスなど、集客に繋がる多くのメリットを受けられるだろう。