株式会社Paidyは、株式会社イーシーキューブが提供する、オープンソースのEC構築システム「EC-CUBE」にて、「Paidy 翌月払い」が7月1日に最新バージョン「EC-CUBE 4」に連携した。今回の連携により、EC-CUBE4を利用中のEC事業者はシステム開発不要で、自社サイトへ「Paidy 翌月払い」を導入することが可能となる。

 

Paidy決済プラグイン(4.0系)はここでダウンロード可能だ。

 

EC-CUBEの新バージョン「EC-CUBE 4」は、「EC-CUBE 3」より、大きく変わった点が2つある。1つ目は土台となるソフトウェア構成がシンプルになり、パフォーマンスや機能カスタマイズ性が大幅に向上したこと。2つ目スタイルガイドの整備、管理画面UIの改善、プラグインの安定化など、エンジニア・デザイナー・運営管理者・顧客それぞれにとって使いやすさを実現したことだ。

 

「Paidy 翌月払い」は、2014年10月に翌月まとめ払いのEC向け決済サービスとして、提供を開始した。決済はメールアドレスと携帯電話番号、SMSもしくは自動音声で案内し、本人確認を行えれば、事前の会員登録は不要、クレジットカードがなくても利用でき、「Paidy 翌月払い」で決済した代金は、翌月まとめてコンビニエンスストアや銀行振込、口座振替で支払いすることが可能だ。また、商品購入時に決済が確定するため、前払いキャンセルによる機会損失や、代引きによるキャンセルリスクは発生しない。

 

ITR調べによると、国内ECサイト構築市場は、2016年に売上金額129.1億円、前年度比14.1%と高い伸び率を記録しており、今後もネットショップおよびネットショップ利用者増加が期待できる。こうした状況を背景に考えると、「Paidy 翌月払い」を導入することで、ネットショッピングにおいてクレジットカードを使用したくない利用者に対し、アプローチ出来る機能連携はEC事業者にとっても重要なオプションになっていくだろう。