アイブリッジ株式会社が展開するセルフ型アンケートツールのFreeasyでは、約1,300万人のモニター会員を活用し、2024年8月29日~30日、マーケティング業務に従事しているかつ、従業員数100人以上の企業に在籍している課長以上の役職者を対象に、「生成AI利用実態調査」を実施した。


調査結果

 

マーケティング業務で利用している生成AIのツールを聞いたところ、最も利用されているのは、テキスト生成の「ChatGPT」で40.7%と圧倒的に多く、次いでテキスト生成の「Microsoft Copilot」22.6%、音声生成の「Google Cloud Text-to-Speech」20.7%、テキスト生成の「Gemini(旧Bard)」の19.7%が続いた。

 

 

マーケティング業務で利用している生成AIツールにはどの程度、満足しているかを聞いたところ、「満足している」(「とても満足している」と「まあ満足している」の合算)は、調査対象全19ツール( 「その他」を除く)の全てで7割超と極めて高く、多くの人が満足していることが分かった。また、「満足している」割合が最も高いのは、音声生成の「Amazon Polly」とテキスト生成の「Notion AI」で、ともに85.1%という結果だった。一方、利用者が多かった「ChatGPT」は76.7%と、満足度は高かったものの、「Amazon Polly」と「Notion AI」と比較すると8.4ポイント少なかった。

 

 

マーケティング業務で利用している生成AIツールに対して、感じている課題を聞いたところ、「生成AIのツール」でよく利用されていた「ChatGPT」は「機能を使いこなせていない」、「回答結果の正確性に懸念がある」といった声が同率で3割を超えており、「Microsoft Copilot」は、「機密情報の漏洩に懸念がある」が最も多かった。

 

 

また、「生成AIツールの満足度」の方で最も満足度の高かった「Amazon Polly」は「機密情報の漏洩に懸念がある」が29.9%、一方「Notion AI」の1位は「機能を使いこなせていない」で28.7%が課題と感じていることが分かった。

 

 

 

Freeasyについて

 

Freeasyは、低価格・簡単・スピードを兼ね備えたセルフ型アンケートツール。ネットリサーチを気軽に500円から実施することができ、導入企業3,000社超、年間10,000本を超えるアンケートを行っている。また、初期費用や月額はかからず、アカウント登録後、即日アンケートの回収も可能だ。