ワンストップでリサーチデータマーケティングを実現する「リサピー®️」を運営する株式会社IDEATECHは、コンテンツマーケティングを行っているBtoBおよびBtoBtoCマーケティング担当者107名を対象に、コンテンツマーケティングにおける品質管理と活用に関する実態調査を実施した。




調査結果

 

 

「Q1.あなたの会社では、マーケティングで扱うコンテンツ制作の工程に課題があると思いますか。」と質問したところ、「そう思う(非常にそう思うが48.6%、ややそう思うが39.3%の合計)」と回答した人が87.9%と約9割の人が課題に感じていた。

Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に対し、「Q2.コンテンツの作成工程に課題があると思う理由(複数回答)」について尋ねると、最も多かったのは「コンテンツの品質の管理ができていないから」で63.8%、次いで「コンテンツ制作の時間管理ができていないから」が50.0%、「コンテンツ制作のコストの管理ができていないから」が50.0%という結果だった。このことから、時間やコストよりも品質管理に対して課題を感じている人が多いことが分かった。

 

 

Q2で「コンテンツの品質の管理ができていないから」と回答した方に、「Q4.コンテンツの品質の管理ができていない理由について教えてください。(複数回答)」と質問したところ、1位が「制作スピードが優先で質の管理が後回しになっているから」で68.3%、2位は「品質に関する議論をしておらず共通認識がないから」が65.0%、3位が「品質管理を専門とする人材を配置していないから」で53.3%となっていた。

 

 

「Q6.あなたの企業はコンテンツマーケティングをMAもしくはCRMツールを活用して実施していますか。」と質問したところ、「MAツールとCRMツールの両方を活用してコンテンツマーケティングを実施している」が33.6%、「MAツール活用してコンテンツマーケティングを実施している」が25.2%、「CRMツールを活用してコンテンツマーケティングを実施している」が21.5%という回答となっており、MAとCRM両方のツールを使っている人が多いようだった。一方で、ツールを使わないと回答した人も5.6%と少数だが一定数いた。

 

 

Q6で「その他のツールを活用してコンテンツマーケティングを実施している」「ツールは使わずコンテンツマーケティングを行なっている」と回答した方に、「Q9.MAもしくはCRMツールを活用したコンテンツマーケティングにどのようなことを期待しますか。(複数回答)」と聞くと、「データに基づいたより精度の高いターゲティング」が50.0%と圧倒的に多く、次いで「データに基づいたコンテンツの効果の検証や測定」が33.3%、「ワークフロー設計によるコンテンツの配信の最適化」が33.3%と同率だった。

 

 

まとめ

 

今回の調査では、マーケティング担当者の多くが感じているコンテンツ制作の課題が明らかになった。また、コンテンツマーケティングにおいて、高品質なコンテンツと迅速な制作の両立が求められる中、品質管理や時間管理に苦心している人が多くいるようだった。これらの課題を解決するためには、コンテンツ制作プロセスの分解と最適化、品質基準の明確化と組織内での共有、効果的なツールの使用といったアプローチが挙げられる。今後は、これらの課題解決に向けた具体的な戦略立案と実行が、コンテンツマーケティングの成功の鍵となるのではないだろうか。

 

 

 

リサピー®︎の概要

 

リサーチデータマーケティング『リサピー®️』は、アンケート調査により世の中の声を裏付けし、リサーチコンテンツをプレスリリースやホワイトペーパー、メルマガコンテンツ、営業資料、Webサイトなどに活用し、マーケティングを加速させるサービス。企画決定から20営業日の納品で、スピーディーに事業を推進し、リードを獲得するためのコンテンツセールス強化施策としても多数活用されている。