GMOインターネットグループのGMOメイクショップ株式会社と、株式会社E-Grantは、コロナ禍で競争が激化するEC事業者の売上獲得をサポートするために業務提携を開始した。
これにより、「MakeShop byGMO」を利用中のEC事業者はよりスムーズに「うちでのこづち」を導入することが可能となる。
連携の背景
GMOメイクショップが提供する「MakeShop byGMO」は、販売手数料のかからない月額制のプランを基本に、低価格ながら豊富な機能と充実のサポート体制で売上を獲得しやすい環境を整えている。また、「MakeShop byGMO」をより安心・安全で拡張性のあるシステムへと成長させるため、2022年11月にはその計画の一つであるインフラ基盤の移行も完了している。さらに、インフラ基盤をAmazon Web Servicesへ移行したことで、急な高アクセス時にも性能低下が起きず高稼働率、高可用性を実現し、これまで以上に大規模なECサイトでも利用しやすい環境を整備している。
一方、E-Grantは、様々なデータを統合管理し、CRM分析からMAによるアクション自動化まで直感的にワンストップで提供する「うちでのこづち」において、累計800社以上の導入実績を誇っている。また、あらゆるジャンル・ビジネスモデルで活用されており、化粧品、健康食品、食品、アパレル、総合通販、BtoB通販など大規模EC事業者まで幅広い支援実績を有している。昨今では、新型コロナウイルスの影響により消費行動のデジタルシフトが加速することに伴い、ECへの新規参入が増加し競争が激化、CPAの悪化が懸念されている他、物価高騰なども重なり運営コストが増大している中で、これまで成長してきた大規模EC事業者においても、継続して売上を獲得するための対策として、CRMによるリピーター育成がより一層重要となっている。
そこで、今回、GMOメイクショップとE-Grantは、大規模EC事業者に向けたCRM支援を行うため業務提携に至った。
連携の概要
「うちでのこづち」は分析機能を強みとし、800社以上の通販分析の要望を機能に反映することで、業界ニーズに即した顧客分析を行うことができる。そこに「MakeShop byGMO」で構築されたECサイトに導入することで、商品・顧客・注文データなどを連携し、メール配信、DM、アウトバウンド、SMS配信、DMP広告配信など、様々なMA施策を自動化、効果検証までを一気通貫し、リピート売上・LTVを拡大させることが可能となる。
連携イメージ
今後について、GMOメイクショップは、広範なEC領域において、店舗が抱える様々な課題を解決できるよう、サービスの強化を図り、国内のEC市場の活性化に貢献していくとのこと。