THECOO株式会社は、企業が運営する公式アカウントが、消費者の購買行動にどのような影響を与えているのか、公式アカウントをフォローしたことがある10代〜50代に対象を絞って「SNS公式アカウントに関する意識調査」に関する調査を行った。
調査結果
「過去1年間で、企業が運営するSNSの公式アカウントをどのくらいフォローしていますか」という質問に対し、「1〜4アカウント以上」と回答した人はYouTube・Instagramで60%以上、X・LINEで70%以上、TikTokは31%だった。TikTokが他のSNSより少ない傾向だったのは、レコメンド機能がメインのプラットフォームであることが要因だと予想される。
公式アカウントをフォローしたきっかけについて尋ねたところ、「好きなブランドだから」が最も多く、次いで「ブランドや商品の最新情を知りたいから」、「クーポンや割引を利用したいから」「キャンペーンに応募するための条件だから」という結果だった。上記の結果から、ブランドのファンとしてフォローする人とクーポンやキャンペーン等の金銭的価値としてフォローする人の2つに分かれた。
「公式アカウントを継続してフォローする理由について」と質問したところ、「ブランドのファンだから」が最も多く、2位以降は「ブランドや商品の最新情報を知りたいから」、「定期的にクーポンや割引・セール情報が届くから」、「定期的にキャンペーンが行われるから」が続いた。フォローしたきっかけと同じく、ブランド自体が好きでフォローを継続しているひとが多いようだった。また、この結果から、フォローを継続してもらう為には、「ブランドのファンを増やす」、「お得な情報を定期的に発信する」ことが重要だと分かった。
「フォローしているSNS公式アカウントの商材をすべて教えてください」という質問では、飲食店・レストラン、グルメ・食料品など飲食系が多かった。実店舗でのポイントカードなどとして公式アカウントを利用をしているケースもあるため、飲食系が多くなったと考えられる。
THECOO株式会社について
THECOOは、一般ユーザー向けのファンコミュニティプラットフォーム「Fanicon」の提供を行う「ファンビジネスプラットフォーム事業」や、クライアント企業向けにインフルエンサーを用いたマーケティング施策支援やオンライン広告コンサルティングを行う「デジタルマーケティング事業」を展開。また、エンタメ市場における「個」にフィーチャーするプラットフォーマーとして、クライアン、ユーザー、インフルエンサーを繋ぐ三方よしのエコシステムの構築に尽力している。