オランダの小包配達会社Red je Pakketjesは、国際的なオンライン配送プラットフォームShipleeを立ち上げた。Red Je Pakketjeは、この新しいプラットフォームにより、欧州での宅配便サービス提供をさらに拡大したい考えだ。
今年の5月、InstaboxはRed Je Pakketjeを買収した。両社は、時間帯指定可能な即日配達と持続可能な輸送で知られている。そして、10月4日、Red Je Pakketjeは国際配送プラットフォームを立ち上げた。
オランダ版Red Je Pakketjeプラットフォームを利用しているオンライン小売業者は2,000社にのぼる
Red Je Pakketjeは、昨年5月にオランダ向け配送プラットフォームを立ち上げている。それ以来、2,000以上のオランダのオンラインショップが同プラットフォームを利用し、28カ国の消費者に小包を発送している。
また、さらなる国際的な展開を目指し、10月4日に新しいインターナショナルバージョンのプラットフォームがスタートした。すでにオランダ版を利用していた顧客のアカウントは自動的にインターナショナル版に移行される。
すべてのオンラインショップにアクセス可能
Shipleeは、Red Je PakketjeとInstaboxの特色を活かし発展させたものだ。
CEOのSam Rohn氏は、「我々は、持続可能な方法による当日および翌日配送を行っている。1個の小包から配送可能であり、すべてのオンラインショップが利用することができる」と述べている。
eコマースは国際的な展開に適している
Red Je Pakketjeにとって、海外への進出は、次のステップとして理にかなっている。「eコマースは、国際的な展開に非常に適している。これはオンラインストアだけでなく、配送事業者にも当てはまる。我々の技術は拡張性があり、その利点を活かし国際的に展開したいと考えている」。Instaboxとのコラボレーションにより、Shipleeのスケールメリットが高まり、国際的に展開することで、持続可能な宅配便というミッションがよりインパクトのあるものになることは確実である。
※当記事は英国メディア「E-Commerce News」の10/4公開の記事を翻訳・補足したものです。