EC業界カオスマップ2021 - BtoB EC向けサービス編
eコマースコンバージョンラボと日本ネット経済新聞の共同企画の「EC業界カオスマップ」。2020~2021年版、第7回目のサービスジャンルは「BtoB EC向けサービス」編となる。
EC業界は年々進展を続け、ECサイト運営事業者を支援する各サービスジャンルにも多くのサービスが乱立している。このEC業界カオスマップでは、eコマース業界の“今”を分かりやすく、そして網羅的にマップ化することを目的としている。そのため、可能な限りEC業界の今を中立的に整理し、網羅的に全サービスを掲載していく。
※マップに不足等があった場合は適宜修正し最新化していく。
<参考>
【徹底解剖】BtoBの企業間取引をオンライン化することが出来る全14のECシステムとその選び方
注)この記事には、同じ内容の2024年最新版、カオスマップBtoB EC向けサービス編が既に公開されています。
BtoB EC向けサービス編
2020~2021年版の第七回目は「BtoB EC向けサービス」ジャンルのカオスマップをお届けする。67サービスをピックアップした。昨年より3サービス追加した。
※ログインして頂くと高解像度PDF版のカオスマップをダウンロードすることが出来ます。※アカウント作成する方は、作成後再度このページへアクセスしてダウンロードしてください。
BtoB ECの市場規模は非常に大きく、2019年のデータで見ると、BtoC ECが19.36兆円に対して、BtoB ECは352.96兆円20倍近い規模となっている。そして、コロナ禍もあり、BtoB向けのEC市場は更に盛り上がってきており、多くのBtoB EC向けのサービスが市場に登場し、その存在感は日に日に増してきている。
基本となるサイト構築系のサービスだけでなく、決済やCRM、プラットフォーム系などのサービスでもBtoB EC向けのが多く登場してきている。ちなみに、多くのケースでは、BtoC EC向けのサービスを少し改良すればBtoB向けのサービスとして提供可能になるわけではない。BtoB EC業界特有の商習慣を理解し、場合によっては根本的なサービスの内容やDBなどのシステム構成も見直す必要もあるのが実態だ。そのため、しっかりとBtoB EC向けに考えられているサービスかどうかは重要なポイントとなる。
また、BtoB ECサイトを運用している事業者、もしくは運用したいと考えている事業者は、BtoC向けの事業者と比較してリテラシーが高くないケースが多いため、なかなかEC化が進まない現状もある。これらのBtoB EC向けのサービスによって、多くの事業者のEC化が実現していくことが期待されている。
※この一覧表のエクセルファイルもダウンロードファイルに含まれます。
BtoB ECサービスリスト
以下、ここで紹介したBtoB EC向けのサービスリストとなる。
目次
▼サイト構築 22サービス ▼ECプラットフォーム 10サービス ▼越境EC 8サービス ▼CRMシステム 8サービス ▼決済 12サービス ▼コンサル/運営代行 7サービス |
サイト構築
以下、22サービスが提供されている。
<参考>
【BtoB EC編サービス特集2021】〈「Bカート」導入事例〉丸冨士、製菓・製パンの原材料の卸を展開 BtoB専用の設計が魅力 | 日本ネット経済新聞
【Eコマース業界地図「BtoB EC編」】Dai「Bカート」導入事例 防災専門店MT-NET/見積書の自動作成機能が魅力/接点なかった自治会、保育園からも受注
<参考>
【Eコマース業界地図「BtoB EC編」】イーシー・ライダー 川手正己社長/業務効率化を目的にEC化検討を
<参考>
【Eコマース業界地図「BtoB EC編」】ジェーエムエーシステムズ「2nd STEP」/売上拡大にも寄与/システム自動化を支援
ECプラットフォーム
以下、10サービスが提供されている。
越境EC
以下、8サービスが提供されている。
CRMシステム
以下、8サービスが提供されている。
IBM Watson Campaign Automation
決済
以下、12サービスが提供されている。
コンサル/運営代行
以下、7サービスが提供されている。
※上記の情報は定期的に更新を行い、常に最新化していく。
<参考>
【徹底解剖】BtoBの企業間取引をオンライン化することが出来る全14のECシステムとその選び方
【EC業界スペシャリスト対談】BtoB ECの大いなるポテンシャルと存在意義
【EC業界スペシャリスト対談】BtoB ECは現場のどのような課題を解決して未来を作っていくのか
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