GMOインターネットグループでGMOペイメントゲートウェイ株式会社の連結会社であるGMOペイメントサービス株式会社は、後払い決済サービス「GMO後払い」を導入するEC事業者向けに、自社のECアプリ上でコンビニ支払い用の電子バーコードを発行できる「スマホアプリタイプ」を2019年12月25日より提供開始した。

 

「スマホアプリタイプ」は、従来の「封書タイプ」「圧着ハガキタイプ」の請求書を用いた支払い方法と異なり、ECアプリ上に発行される電子バーコードを用いてコンビニ支払いができるものだ。そのため購入者は、郵送される請求書を受け取り、店頭へ持参する手間が省け、商品・サービスの購入から商品を受け取った後やサービスを利用した後の支払いまでをスマホだけで行うことができる。このようなECアプリを活用した、債権保証型後払い決済サービスの請求書不要の支払い方法は、日本国内で初となる。

一方、EC事業者にとっては、購入者が請求書を受け取りコンビニへ持参するという手間を省き、商品・サービスの購入から商品受取やサービス利用後の支払いまでをスマホのみで行える環境を提供ができるようになる。

 

株式会社矢野経済研究所によると、後払い決済の利用は年々拡大を続け、国内の後払い決済市場は2015年~2018年に年平均約42%成長となり、2023年には2兆円以上の規模に達すると予測されている。

このような背景から、今後さらに利用の広がりが見込める「GMO後払い」において、購入者側の利便性向上を目指し、EC事業者のアプリ上でコンビニ支払いに必要となる電子バーコードを発行する「スマホアプリタイプ」を提供することに至った。

 

「スマホアプリタイプ」の提供により、利用者にとってはスムーズかつ効率的に決済が出来、EC事業者にとっては、購入者が、購入時だけでなく商品受取・サービス利用後の支払いの際も自社のECアプリを活用するため、自社ECアプリの利用率向上やリピート客の増加が見込める。