株式会社オープンロジは、国際物流サービスを展開する株式会社4PX EXPRESS JAPANと、グローバルな配送網構築を通じた越境EC支援の強化を目的に業務提携し、日本から米国への割安な配送サービスの提供を開始した。
現在、越境ECは継続的な伸びが予想される一方で、手間のかかる海外配送が事業者の課題となっている。そこでオープンロジは世界27カ国に海外拠点を持ちECプラットフォームにて越境物流支援実績を持つ4PXと業務提携し、新たな配送サービスの提供等を通じて支援強化を実現しようと考え提携に至ったという。
今回の業務連携により、オープンロジは2つの機能が強化される。
1 つ目は10月10日より、オープンロジ利用者へ米国向けに安価な発送サービスの提供を開始することにより、EMSより割安な料金で、海外発送が可能となることだ。
2つ目はオープンロジのWMSが連携するキャリアに4PXが加わり、倉庫内の効率的なオペレーション構築・荷物追跡情報の管理などがより便利に実施出来ることだ。WMSは、提携倉庫以外へのシステム単体での提供も可能で、利用により海外配送複数キャリアの送り状が簡単に発行できるため、従来の手書き作業から解放され、より効率的に海外発送業務を行うことが可能となる。
今回の4pxとの業務提携で、日本から米国への割安な配送サービスを提供、一方システム面の連携により、倉庫会社はオープンロジのWMSを利用することで海外向け配送の物流業務をより効率的に運用可能となり、WMSは提携倉庫以外へシステム単体でも提供を実現した。さらに大阪府内の4PX倉庫1カ所が新たに提携倉庫となり、今後も倉庫網を順次拡大予定とのことだ。