「ブランディングで世界を豊かに」をコンセプトにブランディングエージェンシーとして活動する株式会社フラクタは、5周年を記念して自社スペースの一部を「ブランディングスペース」としてリニューアルした。

英語で博物館、美術館を意味するMuseumを語源とするMuseion(ムセイオン)を元に、「ブランドにとっての博物館、美術館であり、体験と学びの場になるように」という思いを込め自社デザイナーが一貫しデザイン・施工管理を対応。各スペースごとに異なるコンセプトを設定し、オフィス全体のブランディングデザインを手掛けた。

2018年11月1日のフラクタ設立5周年を記念し、今までコミュニケーションスペースとして使用していた空間を新たに「ブランディングスペース」とし、商品撮影等の様々なブラディング体験を行える場としてリニューアル。4Kプロジェクターを完備したスペースでは、社内の勉強会、展示会や講演も行うことができる。

コミュニケーションスペースの一部には私設図書館制度を導入。情報収集・共有スペースとして使用できる。また、スペース内には「研究開発室」と称した空間があり、ハイスペックPCによる動画の編集や3Dプリンタ、ドローン撮影などさまざまな実験が行える。さらに空間デザインの一環として、オリジナルアロマオイルを調合しそれぞれのスペースに設置している。

これらの空間は、ブランディングに関わる全ての人がハイパフォーマンスを発揮できる設備を整え、コミュニケーションの活性化、アイディア創出の場になるようにという意味を込め設計した。今後フラクタは、社内外問わず、ブランドに関わるすべての人が無償で参加できるブランディングやデジタルマーケティングの勉強会を定期的に開催し、多くの企業のブランド担当者が繋がっていける「場」の提供を目指していく。