2019年、英国の消費者がスマートフォンを利用したオンラインショッピングに費やす額は、250億ポンド、つまり283億ユーロと予測されている。この額は、2018年と比較し66%増とのこと。

 

英国の市場調査およびコンサルティング会社Opiniumが2,000人以上の英国の成人を対象に行った調査によると、2019年、買い物客の48%がスマートフォンやタブレットを使用してオンラインショッピングを行う見込みだという。「スマートフォンやタブレットを利用したオンラインショッピングにおいて、いくら使うか」という質問に対する回答の平均は、940ユーロであった。

さらにこの調査では、「モバイルデバイスを使ってオンライン購入する人(58%)」が「ショッピングセンターで購入する人(56%)」を上回った。また、オンラインショッピングでのスマートフォンやタブレットの利用がノートパソコンやデスクトップパソコンと同じぐらい一般的になっていることがわかったという。

 

オンラインショッピングにスマートフォンを利用する理由

オンラインショッピングにスマートフォンを利用する理由は、主に「利便性(66%が回答)」と「節約(36%)」が挙げられた。スマートフォンを使ってオンラインショッピングをする人が、最も頻繁に購入するものは、衣類や本、食料品、イベントのチケットなど。また、Amazon(米国)、eBay(米国)、Argos(英国)などが、最もよくチェックされるという人気のeコマースサイトであった。

 

 

※当記事は欧州メディア「Ecommerce News」の1/17公開の記事を翻訳・補足したものです。