日本通信販売協会(以下、JADMA)では2017年度の通信販売市場の売上高について調査を行い、速報値を公開。

2017年度の通販の売上高は、前年度比8.8%増の7兆5,500億円となり、金額ベースでは前年に比べ6.100億円の増加となった。マイナス成長を記録した1998年以来、19年連続しての増加であり、近年10年の平均成長率は6.9%だ。

このような連続した増加傾向の背景には、BtoBやモール系が堅調であること、商材ではアパレルや趣味娯楽系、媒体では、24時間専門チャンネルをはじめとしたテレビ通販の伸長などが挙げられた。

 

2014年、市場の伸び率が大きく落ちたものの、ここ数年は連続して数値を伸ばしている。ここ数年、ECサイトのみならず、決済方法、配送方法に関するサービスが続々と誕生しており、伸び率の引き上げに繋がっていることが伺える。