アスクル株式会社(以下、アスクル)は環境省が推進する「エコ・ファースト制度」において環境保全に関する取組目標をまとめた「エコ・ファーストの約束」を環境大臣に提出し、8月7日「エコ・ファースト企業」としての認定を取得した。

 

エコプラットフォーム実現に向けて独自の環境方針を策定

エコ・ファースト制度とは、環境省が企業の各業界における環境先進企業としての取り組みを促進することを目的に実施している制度だ。企業は環境大臣に対し、地球温暖化対策、廃棄物・リサイクル対策等自社の環境保全に関する取り組みを約束、「先進的、独自的かつ業界をリードするような事業活動を行う企業を認定を受ける。

アスクルは、環境に配慮した流通プラットフォーム(エコプラットフォーム)を構築すべく、事業の全領域において独自の環境方針を策定し活動してきた。同社は「エコ・ファースト制度」においてCO2削減を目指す「2030年CO2ぜロチャレンジ」に向けて、商品輸送や電力・エネルギー面の取り組みを通じたCO2削減、サプライヤーとの取り組みや自社運営などにおける資源消費量の削減、環境配慮型商品の企画・販売など自然との共生に向けた取り組みのほか、従業員のみならず様々なステークホルダーとの環境への取り組みを推進していくという。

 

エコ・ファースト企業の認定はEC業界ではアスクルが初。2016年からは「アスクル環境フォーラム」を開催しており、今後CO2削減に向けた企業間連携を進めていくという。