LINE株式会社は、LINEを通じたショッピングサービスLINEショッピングにおいて、掲載アイテム数が3,000万点を突破したことを発表した。

また、同社は2017年6月のサービス開始から2017年12月時点における6ヶ月間のユーザー属性を公開。利用ユーザーは25歳から34歳が最多で、7割以上のユーザーが女性だと判明した。

 

 

掲載アイテム数は開始半年で約4倍に

LINEショッピングは、そこでショッピングを行うことができるサービスではなく、既存の大手のECサイトへ送客するサービス。150以上の企業やファッションブランド・ショッピングモールの商品をLINEアプリ上から検索・閲覧ができる。買い物カゴが存在せず、決済機能がないことが最大の特徴だ。さらに、LINEショッピング経由でアイテムを購入すると、購入額に応じてLINEポイントを受け取ることができる。

LINEアプリからお買い物ができる点や、購入金額に応じたLINEポイントをもらえることが好評で、開始1ヵ月半で会員数500万人を突破していた。

 

<参考>

LINEショッピング、開始1か月半で会員数500万人を突破

 

現在は会員数は1,400万人を超え、サービス開始当初は約700万点であった掲載アイテム数は約4倍の約3,000万点となった。

また、今回公開された登録会員属性(2017年12月15日時点)によると、女性が78%と圧倒的に高い割合を占めた。また、世代別では25~34歳(35%)と35~40歳(30%)が高い割合であり、18~24歳(17%)と45~54歳(14%)利用者は多く、若年層だけでなく幅広い世代が利用していることが明らかとなった。このようなユーザー属性の広がりもあるため、利用されるショッピングサイトも多種多様であるようだ。

 

今後LINEショッピングは、2018年度における流通総額1,000億円を目標に掲げ、オンラインだけでなくオフラインとの連携強化も視野に入れて新たな店舗の追加やサービスの機能の改善・コンテンツの拡充を図っていく。