タイのデジタルエコノミクス委員会(DEPA)の調査によると、2016年、タイのオンライン小売市場規模は7,290億バーツ(約2.48兆円)だったが、2022年には2.1兆バーツ(約7.14兆円)に増加する見込み。

この7年間で2.9倍にも成長することになる。政府も通信インフラの拡大を支援しており、全国2.4万の地方自治体にブロードバンドを設置する予定で、既に1.5万の地方自治体に設置済みだ。

また、Facebookなどのソーシャルメディアの普及によって、ソーシャルEC市場も拡大している。過去数年、オンライン小売市場の平均年増加率は17%となっており、2022年のオンライン小売市場は全体の小売市場に占める割合は2016年の3%から8%まで増加する見込みだ。また、オンライン小売市場の拡大とともに、荷物の配達の需要も増えるため、今年、タイ郵政は6億バーツを投資し、物流ネットワークを改善し、市場のさらなる拡大をサポートしていく取り組みを開始している。

 

※当記事は中国メディア「雨果網」の10/24公開の記事を翻訳・補足したものです。