女性よりも男性の方が画像を中心としたオンライン広告の視聴時間が長く、広告内容の認知も高いとの調査結果が出た。

ストック写真、音源、編集ツールを提供するShutterstockが実施した、視線追跡技術を利用した市場調査を行なうLumen社によるリサーチでは、男性が広告を0.9秒間見て広告の33%を認知するのに対し、女性は0.5秒間見て広告の1/4しか認知をしないことがわかった。

更にこのリサーチでは、子どもを目立たせた広告は、子どもを持つ親の視聴時間がより長いことを発見した。子どもを持たない人は広告を0.8秒間見て22%を認識したのに対し、子どもを持つ人々は、平均1.3秒間見て25%認識した。同様に、お年寄りカップルの画像では、55歳以上の人々により多く視聴された。

「オンライン広告の有効性を証明するのが難しい事は知れ渡っている。しかし、このリサーチは、どのような画像を視聴者が見るかを紹介し、どのような広告がより有効的なのかを示すことに成功するだろう」と、Shutterstock社CMOのJeff Weiser氏。「オンライン広告を制作しようとしているマーケティング担当者達は、ターゲットの人口区分ごとに興味を引きつけるシンプルな画像を使用するべきだ」と語った

 

※この記事は「Mobile Marketing Magazine」の7/24公開の記事を翻訳・補足したものです。