スマートフォンやIoT機器のカスタマーケアを提供するドイツ大手顧客管理会社B2Xが発表した新調査によると、全世界においてスマートフォンへの依存率はますます高まっていくと同時に、次世代IoT機器も急速に取り入れられていくとのこと。

「その結果、人々はさらにスマートフォンにお金を費やし、また迅速で簡単なカスタマーケアへのアクセスが、消費者満足度の一番の判断基準であり続けるだろう」とレポートはまとめる。

B2X社が、ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン(Ludwig-Maximilians University of Munich)のマーケティング・新メディア研究機関教授Dr. Anton Meyer氏とDr. Thomas Hess氏との共同で発表した「スマートフォン・IoT機器の顧客動向2017」の調査(The smartphone and IoT Consumer Trends 2017 study)では、スマートフォンやIoT機器の動向、顧客のカスタマーケアの体験談や要望、消費者の利用状況、また、消費者とその所有機器との関係の興味深い事実など、役に立つ洞察が提供されている。

「この調査で、世界中のスマートフォンやIoT機器に対応したカスタマーケアの重要性が明らかになった」とB2Xの最高経営責任者Rainer Koppitz氏。「スマートフォンなどのIT機器への消費者の依存度がますます高まる中、ブランド力を強化し、それを保ち続ける最も良い方法の一つは、一貫した世界規模でのサポートを提供していくことである」と加えた。

 

※この記事は「Mobile Marketing Watch」の5/31公開の記事を翻訳・補足したものです。