消費者が、商品購入直後にブランドに求めているものとは? それは、そのブランドとのモバイル端末上での繋がりだ。

2017年4月20日付で公表された米国のインターネット関連企業Registria社の新調査によると、若い世代で購入金額の大きい消費者は新商品を購入した後、モバイル端末でそのブランドとの接点を持ちたいと考えていることが明らかになった。

調査では、18歳~34歳の消費者の47%、また、年収10万ドルを超える消費者の47%は、商品のセットアップ手順やお役立ち情報、サービス、保証に関する情報を、メールなどで直接モバイル端末にて受け取りたいと考えていることが分かった。

尚、調査によると消費者全体における35%は、まさにこの方法を求めているそう。

製品登録は、自社の顧客を特定し把握するための主な手段として利用されてきた。しかし、登録用紙への記入やオンライン登録といった従来の作業行程では限界が来るだろう。

「消費者は、自分が購入したブランドとつながりを持ちたがっている。その理由は、彼らは顧客として高く評価されたいだけではなく、そのブランドの利益の創出者でいたいからだ」とRegistria社最高経営責任者Chris McDonald氏。

「製品の登録プロセスは過去40年間で進化してきた。モバイル技術の向上によりこの登録情報は、顧客の興味を惹きつけるために簡単に利用できるようになってきている」と加えた。

 

※この記事は「MOBILE MARKETING WATCH」の4/20公開の記事を翻訳・補足したものです。