Amazonは、人工知能スピーカーEchoを作動するバーチャルアシスタントのAlexaを、iOSのショッピングアプリに実装した。
Amazon Alexaは、ショッピングアプリ内で普段使用する言語の音声コマンドによって、「…を検索」、「…を再注文」、「…を買い物カートに追加」など、様々な購入時のアクションをサポートする。また、購入者はAlexaに購入履歴を検索させたり、KindleやAmazonの音楽サービスを通して購入した曲やオーディオブックを流したりすることも可能だ。
このアプリ内のバーチャルアシスタントは、こうした買い物に直接関係する機能はもちろん、従来のAlexaの機能も持ち合わせ、ニュース、交通、天気などの情報も提供する。
このニュースは、Amazon Alexaの機能を(第三者サービスにまで拡大した従来のAlexaの機能以上に)発展させた開発者にクレジットを与えるプログラムを「Amazon Web Services(AWS)」で開催するというニュースと共に入ってきた。
有能な開発者達には、このプログラムの参加で100ドル分のAWSポイントを与えられ、リクエスト以上であったり、このサービスの無料期間の見積もりをしたりした場合は、更にもう100ドル分のAWSポイントが与えられる。
「すでにAlexaの機能を発展する為の開発者達の大きなコミュニティーが存在している。」と、Amazon Alexia副社長Steve Rabuchin氏は言う。「この度、AWSの新しいプログラムの開始を発表する事ができ、このサービスを活用して開発者達がよりユニークな機能を創造する事に大変期待を膨ませている。開発者達がAlexaのために何を創り出すのか、楽しみに待っている」
※この記事は「Mobile Marketing Magazine」の3/17公開の記事を翻訳・補足したものです。