W11”を来週に控え、各ECサイトなどは様々な動きを見せてきている。W11に向けた動きをここで整理してみよう。

Kaola(網易考拉)はLafite、Latourなどの高級ワインを含め、29種類のフランス産ワインを輸入し、サイト上で前売りを開始した。販売価格は138〜1556元(2,000円〜30,000円)。消費者は販売価格と送料とさらに、21%の越境EC総合税を支払わなければならない。商品は11月8日から発送する予定。

また11月2日には花王がKaolaでフラグショップを開設。中国の消費者に人気のオムツなどを提供し、すべての商品は日本から直接配送を行う。

ノルウェーの食品ブランドOrklaTmall国際に進出、Tmall国際でフラグショップを開設し、Moeller’sの鱈の肝油、Kim’sのポテトチップス、Labanのお菓子など25種類の健康サプリメント及び食品を販売する予定。

2008年中国に進出したマークス&スペンサーのリアル店舗は現在経営危機に直面している。そこでW11前に中国での10店舗を閉店することが発表された。昨年からサービスを開始した、TmallとJD(京東)のオンラインショップの運営に注力する見込み。

 

※当記事は中国メディア「雨果網」の11/5公開の記事を翻訳・補足したものです。