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越境EC
2016/09/20

【中国】日本のベビー用品ブランドFamiliarがTmall国際に進出

皇室御用達のベビー用品専業のブランドfamiliarは中国のTmall国際に進出した。これまで、幼児用品ブランドピジョン(日本)とオランダブランドNutrilonが相次いでTmall国際に進出してきた。現在、中国国内の輸入ベビー用品市場が急成長している。中国ニュース

Familiarはイギリスとフランスでは自社のオンラインサイトを立ち上げたが、今回中国では第三者のサイト(Tmall)を利用した。

イギリスとフランスと比べると、今回Tmall国際で発売する商品はそれほど多くない。幼児衣服(身長50cm〜60cm)を例とすると、全28種類の商品を発売している。そして、木製玩具は取り扱っていない。しかし、イギリスとフランスでは全カテゴリの39種類が揃っている。

価格から見ると、Tmall国際では127元(約2,000円)のベビー用お碗から3,169元(約49,000円)の幼児向け高級衣類までが含まれている。

さらに、これらの商品の平均価格はイギリスとフランスより高い。例えば:製品番号160886の母親用の多目的バッグは、Tmall国際では1,162元(約18,000円)で発売しているが、イギリスでは118.80ポンド(約15,000円)とフランスでは118.80ユーロ(約13,000円)である。そして、製品番号150745の0〜5ヵ月の赤ちゃんロンパースは、Tmall国際では824元(約13,000円)で発売しているが、イギリスでは84.24ポンド(約11,000円)、フランスでは84.42ユーロ(約10,000円)で発売している。

送料については、Tmall国際では日本から直接郵送してもらう商品は599元以上(9,500円)の場合は送料無料であるが、イギリスとフランスはそれぞれ100ポンド(12,700円)と100ユーロ以上(11,500円)の場合には無料になる。その他は、それぞれ20ポンドと20ユーロの送料が必要である、決算ページではVAT(付加価値税)が含まれない。そのため送料についてはTmall国際の方が割安になっている。

しかし今のところfamiliarのTmall国際の店舗での売上はそれほど伸びていないようだ。サイト上には十分なコメントがなく、価格が少し中国の他のブランドと比較すると高めに設定されていることが原因かもしれない

「2015年中国越境輸入消費報告」によると、Tmall国際ではベビー用品の購入件数はカテゴリ別でトップとなっている。特に東南沿岸地域と中小都市などの市場では、大都市より発展の潜在力を持っている。そして、Tmall国際とTaobao国際を通じて、外国製品を買い物する若い母親は2012年の2.4%から2015年の20.1%に登っている。それから、ヒット商品はベビー食品、ベビー用品、ベビー保健用品、介護用品などである。さらに、ベビー食品のシェアは34%増加している。

そのため70年の歴史を持つFamiliarにとっても中国市場は魅力的に映ったに違いない。専門家によると、現在、中国国内のベビー用品市場は“二人っ子政策”により成長が望まれている。さらに今後は価格よりも品質重視にトレンドが移るといわれており、familiarのような老舗ブランドは今後シェアを拡大する可能性が高いだろう。

 

※当記事は中国メディア「雨果网」の9/19公開の記事を翻訳・補足したものです。

 

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