アルティウスリンク株式会社は、SNS上の情報が消費者の商品・サービス購入に与えている影響について調査した「購買行動におけるSNS利用動向調査」を2025年5月15日に発表した。

 




調査結果

 

「日常的に見ている媒体について」尋ねたところ、テレビ・ラジオ・ニュースサイトに次いで、全体の約6割が情報収集手段としてSNSを日常的に利用していると回答していた。特に20~30代においてSNSは8割を超え、他媒体と比較しても主要な情報収集手段となっていることが明らかとなった。また、YouTubeなどの動画投稿・共有サービスにおいても全体の約5割が日常的に利用しており、SNS、動画投稿・共有サービスがマスメディアに続き、主要な情報収集手段となっていることが分かった。

 

 

SNSが商品・サービスを知るきっかけになると回答した割合を男女別にみると、20代女性が9割以上、20代男性が7割強と、性別問わず特に若年層においてSNSによる商品認知の傾向が顕著となっていた。

 

 

「商品購入前にSNSでの評価を確認する人」は全体の6割以上、若年層では8割を超えていた。購入する際に商品・サービスが「より自分に合っているか」、SNSの評価を確認することで、納得感をもって購入に至ることが予想されるため、若年層ではSNSが商品選択・購買決定などの購買行動に与える影響は大きいと言えそうだ。

 

 

購買行動におけるSNSの活用傾向をみていくと、認知をするきっかけとしてはInstagram、情報収集や比較検討はXがそれぞれ多かったものの、、購入に至るSNSはTikTokが最も多かった。

 

 

アルティウスリンク株式会社

 

アルティウスリンクはKDDIと三井物産の共同出資会社で、業界最大級となる国内・海外約100か所の拠点と、約57,000人の多様な人財が誇るノウハウ・サービス力・技術により、コンタクトセンターやバックオフィスを含むお客様企業の真の課題解決に寄り添うBPO事業を展開している。また、人による高付加価値なサービスと最新のデジタル技術を掛け合わせた「デジタルBPO」で常に新しい時代のCXをデザインすることで、お客様により良いコミュニケーション体験を提供し、お客様企業の事業成長の実現を目指している。